初心者は何から始めるべきか | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、初心者が最初にすべきことについてです。




団塊の世代が定年を迎える時期になったからでしょ

うか。小説を書いてみようという人が増えてきましたね。


でも、真っ先に何をしたらいいのかわからないと思い

ます。いきなり作品作りに取り掛かれるわけもなく、

何らかの指針があれば無駄なことをしなくても済み

ますよね。


ですので、書き慣れている人でも今回の記事をあらた

めて熟読していただきたいと思います。




小説を書こうと思い立ったとき、まずは必要な道具を

揃えましょう。


国語辞典・類語辞典・原稿用紙・ペンなどです。


できれば専用の書斎があればベストなのですが、要は

環境作りが大切という意味ですので、できる限りのこと

で構いません。




次に、文章を書くことに慣れましょう。


日頃の観察眼を養うためにも、できるだけ毎日日記を

書くのがいいです。


その日に味わった一番嬉しかったことと一番腹が立った

ことを記しておきますと、やがてネタ帳の役目もしてくれ

ます。




日記が日課として定着したなら、いよいよ本腰を入れて

取り組みます。最初は面白そうなストーリーを考えます。


まったくのあらすじでよいので、大学ノートに書き込んで

おきましょう。


ここで注意なのですが、ストーリーが増えるごとに、以前

に考えたストーリーとドッキングできないかと思考してみ

てください。


これが、ストーリーに豊かな幅を持たせ、さらなるアイディア

発想の源となります。




ここまでくると、もう初心者ではありませんので、描写の

練習に取り組んでください。


情景・人物・心理の描写練習ですね。


これで、ストーリーを作品化しても恥ずかしくない程度の

ものは書けるはずです。