面白いストーリーが浮かんだなら | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、ストーリーに関する話です。




面白いストーリーは、ある日突然に浮かぶものです。


子竜は常に枕元に「夢日記」を置いて寝ています。

夢で見た奇想天外な物語は、日常の中で考え出す

ことなどできないほどの価値がありますね。




とはいえ、そのまま即座に書き出すのはNGです。


ちゃんとしたプロットに仕上げて、細部の設定まで

行ないましょう。


書き出すのは、それからです。




多くの人が執筆の途中で投げ出したり、筆が止まって

しまうのは、浮かんだアイディアを現実の設計図にする

能力が欠けているからです。


あるいは、その作業を怠るからですね。


まあ、後者のほうが多いでしょうか。




文学にしろエンターテインメントにせよ、読者に娯楽を

提供するのが作者の役割です。


役割を常に意識して、徹底的に追求する一方で、それ

以外の役割は求めない姿勢が大切です。


浮かんだアイディアを最大限に生かすプロットを、創る

たけの努力をしましょう。


浮かんだアイディアを得意げに見せびらかす意識は、

絶対に捨てましょう。読者はバカではありませんよ。