なぜ筆が止まるのか | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、筆が止まってしまう原因についてです。




原稿を書いていますと、ある日突然にそれ以上

書けなくなることがありますね。


誰でも一度は経験することですが。。。




筆が止まる原因には、3つ考えられます。


ひとつは、ちゃんとしたプロットが存在しないまま

に書き進めた場合でして、場当たり的な執筆を

重ねていますと、次に何を書くか、がわからなく

なるケースです。


プロットというより、ストーリーそのものの欠陥

でしょうか。




二つ目の原因は、モチベーションが急落した

ときに発生します。


小説なんか書いたって何になるんだ!


そう考えてしまったなら、書く意欲はなくなります。


でも、書き続けることで得られることはたくさんあ

りますね。人生を見直したいときこそ、主人公を

困難な場面に置いてみましょう。きっと解決方法

が見つかるはずです。




最後の原因こそ、少々厄介です。


プロットとストーリーに忠実に進行させたのに、

枚数の計算が狂って、早くもエンディング直前

の場面に差し掛かってしまった場合です。


作品予定枚数のまだ半数程度のところでこう

いうことになりますと、どこを修正したり加筆

すべきかわからないでしょうね。


子竜でも時々あります。アマチュアの人には

無理からぬことでしょう。




解決方法としては、やはりストーリーの見直し

です。中間に小さな山場を作る必要があるで

しょうね。


あるいは、描写を手抜きしてきた部分を探し

て、予定枚数まで描写を重ねることです。


どちらの解決方法にせよ、失敗作だといえます

から、本当ならまったく書き直すことをオススメ

します。