すべては架空の物語 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、小説というものの本質についてです。




小説とは何か、と問われたとき、本質を理解し

ているかどうかで答えは変わるでしょうね。


本質というと難しそうに聞こえますが、要するに

すべての小説は架空の物語だということです。




ノンフィクション小説にしたところで、本人以外

の人が本人に取材を重ねて書いたところで、

細かな点や気持ちの微妙な変化などまで正しく

伝えられるものではありません。


歴史上の人物にしても、織田信長がなぜ比叡山

を焼き討ちにしたのかという謎については、推測

するしかないのです。


文学作品でも、主人公が架空の人物なのですから

架空の物語なのです。実在の人物をモデルにした

のは文学ではなくノンフィクションです。




このように、すべての小説は多かれ少なかれ架空

の部分を含んでいるのですから、もっともっと面白く

する工夫はあるでしょう。


面白いキャラを登場させるだけでも、物語の中に

花が咲きます。美女の登場もいいですよね。