※お待たせしました。タイトル下の5つのコンテンツが
ご利用いただけるようになりました。
当ブログは小説の書き方について述べている
ものですが、小説を書く人も書かない人にも、
何か参考になればと考えております。
今回は、脇役についてです。
当然のことですが、執筆中は主人公への思い入れ
を強くすると思います。主人公こそ主役の立場なの
でしょうね。
しかし、あえて異論を申し上げましょう。脇役こそ
主役でありますよ、と。
強力なライバル不在の小説は、読んでも面白く感じ
ないですね。昨日の記事でも申しましたように、主
人公が順風満帆の人生を歩みますと、読者から
共感されないのです。
ライバルは、主人公に比べて、ほとんどの面で高い
能力でなくてはいけません。
恋愛小説でしたら、同じ女性に言い寄っている脇役
男性は、主人公よりもイケメンでスポーツ万能で、
高学歴といった人物が望ましい。
おまけに、一流会社の社長の息子だったら完璧で
しょうね。
どうしたら今書いている小説がもっと面白くなるのか。
徹底的に研究してほしいと思います。
たとえ文章が下手であっても、斬新なストーリーが
作れなくとも、その点の飽くなき追求だけで一流に
なれます。
いいえ、むしろそのほうが読者からの根強い支持
を得られることでしょう。