専門用語の扱い方 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、専門用語の扱い方についてです。




どんな業界にも、どんな伝統文化にも、一般人

には馴染みのない専門用語が存在します。


それを小説内で扱おうとすると、説明文ばかり

になって、小説じゃなく学術書みたいになって

しまいますよね。


そういう悩みの解決法です。




専門用語の解説をしてくれる人物を一人設定

しましょう。二人でも構いませんよ。


その人物たちに、会話文にて解説させるのです。


いいですか、会話文というのがミソですからね。




ページをめくったとき、新しい両ページが地の文

で埋め尽くされていたなら、読む意欲が削がれ

ませんか。


反対に、会話文の多いページですと、同じ内容

でもスラスラ読めてしまうのです。


なるべく、その道の専門家という設定にしてください。


会話文が長くなりそうなら、途中でタバコを吸わせたり

コーヒーを飲ませて区切りましょう。三行程度が一番

読みやすいと思います。