闘いを描く | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、闘いの描き方についてです。




個人間であれ集団間であれ、闘いの場面の

ない小説は、読んでいても退屈です。


闘いといっても戦闘場面や格闘場面に限りませ

んが、争いと置き換えてもいいでしょう。




ライバル不存在の恋愛小説。

探偵がすべての捜査権限を持つ推理小説。


こんなものは読みたくありませんね。ライバルに

先を越されてはならない事情があるとか、日限

が決められているなど、読者をハラハラドキドキ

させてくれなくては困るのです。




また、集団同士の戦闘場面は、何よりも読み応え

のある場面なのですから、昨日の記事のように

メリハリが大切になってきます。


緊迫感を出すには、文節を短く切りましょう。


あとは、そういう場面の映画をよく観ることですね。