山場をどう書くか | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、山場の書き方についてです。




物語の中には何回か山場が訪れます。


仇討ちを志して旅に出た主人公が、ついに相手

を発見する場面などですね。


こういう場面は、書くほうも読むほうも力が入ります。

それだけに、枚数も予定より多くして、読み応えの

ある場面にしなくてはなりません。


相手の人物描写、主人公の心理描写などを交えて

次第に対決色を濃くしてゆく。


あっさりと対決実現などというのは、興冷めですよ。




とくに最後のクライマックスシーンでの執筆は、筆力

ダウンしないようにしてください。


本当は、この場面を書きたかったのですから、当然

手抜きは禁物ですし、一挙一動の描写も欠かせません。


要は描写力でして、力不足ですと盛り上がりに欠けて

しまうでしょう。


日頃から、描写は練習しておくべきでしょうね。