食えない作家 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、食えない作家についてです。




印税だけで生計が成り立っている作家は、子竜

も含めて50人程度ではないかと推定されます。


これは出版頻度などから子竜が感じている話で

すので正確な数字ではありませんが、それほど

大きく外れてはいないでしょう。


子竜はかろうじてこの中に含まれてはいますが

昨今の活字離れや出版不況で、収入は一時の

三分の一にまで減っているのが現状ですね。


これからは、兼業作家が正しいスタイルなのかも

しれません。




子竜は別の意味で食えない作家といわれている

のですが、早くから兼業の必要性を感じてネット

ビジネスを展開してきたからでしょう。


それにしても、まだ文学志向の人がいるなんて、

芥川賞のニュースの度に思います。


文学で食ってゆける可能性はほぼゼロですよ。


知り合いの芥川賞作家なんて、印税はわずか

なので、講演に出向いて稼いでいます。


が、旬なのは次の受賞者が決まるまで。

わずか半年の稼ぎ時なのが現実です。




プロになりたい人は、絶対に食える作家を目指して

ください。


できることなら、兼業作家というスタイルも考慮し

ましょう。印税の支払いは出版から半年後なんて

ザラですので、気をつけてくださいね。


また、翌年の社会保険料などが大きくアップしま

すので、そのときになって真っ青にならないように。