描写の練習 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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当ブログは小説の書き方について述べている

ものですが、小説を書く人も書かない人にも、

か参考になればと考えております。


今回は、描写についてです。




描写が苦手、という人には、ふたつのタイプが

あります。


ひとつは、ストーリーを早く追いかけるあまり、

描写が手抜きになっているタイプです。


もうひとつは、本当に苦手なタイプですね。


どちらも苦手意識を克服しないと、優れた作品

は書けません。主人公がいる場所や心のうち

などがよくわからないと、読者は混乱してしま

いますよね。




描写の上達には、描写だけを分離して練習

するのが一番です。作品を書くときだけの

描写ですと、なかなか上達できません。


文章を書くというのは不思議なもので、一度

覚えたなら一生忘れない泳ぎに似ています。


ですから、描写も一度上達してしまうと、下手

にはなりません。




練習の方法として、次のものを描写してみましょう。


家の中にある名前のわからない物。

嫌いなのになぜか惹かれる異性への気持ち。




このように、身近なものやよくある心理を片っ端

から描写してみましょう。


原稿用紙で1枚以上書けたなら、合格です。