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当ブログは小説の書き方について述べている
ものですが、小説を書く人も書かない人にも、
何か参考になればと考えております。
今回は、描写についてです。
描写が苦手、という人には、ふたつのタイプが
あります。
ひとつは、ストーリーを早く追いかけるあまり、
描写が手抜きになっているタイプです。
もうひとつは、本当に苦手なタイプですね。
どちらも苦手意識を克服しないと、優れた作品
は書けません。主人公がいる場所や心のうち
などがよくわからないと、読者は混乱してしま
いますよね。
描写の上達には、描写だけを分離して練習
するのが一番です。作品を書くときだけの
描写ですと、なかなか上達できません。
文章を書くというのは不思議なもので、一度
覚えたなら一生忘れない泳ぎに似ています。
ですから、描写も一度上達してしまうと、下手
にはなりません。
練習の方法として、次のものを描写してみましょう。
家の中にある名前のわからない物。
嫌いなのになぜか惹かれる異性への気持ち。
このように、身近なものやよくある心理を片っ端
から描写してみましょう。
原稿用紙で1枚以上書けたなら、合格です。