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当ブログは小説の書き方について述べている
ものですが、小説を書く人も書かない人にも、
何か参考になればと考えております。
今回は、書くときの基本姿勢についてです。
当ブログも記事の回数を重ねるにつれて、多く
の方にご訪問いただけるようになりました。
コメントのほかにも質問や要望が寄せられて
身が引き締まる思いです。
しかし、子竜が申し上げていることを、テクニック
として捉えられますと、残念ながら身には付かない
でしょうね。
あくまでも心の底から沸き起こる作者としての魂
の叫びでなくては、文学賞の審査員も読者の心も
動かせません。
小説とは、小手先のテクニックでどうにかなるほど
底の浅いものではありません。作者が本気で原稿
用紙と向かい合わない限り、読者もまた本気には
なってくれないのです。
そして、常なる向上心のない作者も、自然淘汰され
てゆきます。
一発屋で終わる人は、芸能界と同様に後を絶ちません。
あなたがもしも、何よりも大好きな小説の執筆で食べて
いこうと希望しているなら、見返りを期待しない奉仕の
精神を心の中に植え付けなくてはなりません。
植えつけてから育つまで、根気よく継続することも忘れ
てはなりません。
誰のためにプロになりたいのか。
それをもう一度考えてみてくださいね。