学歴も才能もないけれど | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

「子竜先生って頭がいいですよね」

よく言われる言葉です。

が、子竜は高卒でして大学の文学部には
通信教育すら受けたことのない独学作家
です。

頭がいいわけはありませんよ。



「才能がある人は羨ましいです」

これもよく聞きます。

しかし、小説の書き方を述べた本を20冊は
買って、6年かけてすべて実践しました。

才能ある人がやることじゃありませんよね。



学歴も才能もないけれど、なんとかプロ作家
になりたくて、寝る間も惜しむ勉強を重ねて
きただけです。

ちなみに、作家業には資格はありませんし、
年齢も不問です。誰でも参加できるという
点では開けた業界なのですが。。。



もしも、あなたが作家を目指しながらも途中で
挫折したのでしたら、書く量が圧倒的に足りな
かったとしか言いようがありません。

子竜は毎日原稿用紙換算で20枚平均を書いています。
書いているうちにわかることや書いてみないとわからない
ことが多いものなのです。



ひょっとすると、何を書いたらいいのか、と悩んでいる
段階かもしれませんね。そういうときには、書きたい
テーマが見つかるまでは描写の練習をしてみましょう。

身近にある物なら何でも片っ端から描写してみます。

文房具・今着ている服・積み重ねてある本など、ひとつの
描写で10枚書けるようになれば、プロとして立派に
通用するでしょう。



子竜は徹底的にやりました。運送会社に勤務しながら
トラックの中まで原稿用紙とペンを持ち込んで、配達
先の風景などを描写しまくりましたよ。

学歴も才能もなかったから。。。
いいえ、どちらも必要ありませんでした。

努力の先にあるもの、が理想とする未来であることは
不変の法則ではないでしょうか。