それでも小説家になりたい人へ  6 | 小説の書き方教えます

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

昨日の続きです。

小説を書かない人も、作家の実態や発想法
がわかりますから、気楽に読んでくださいませ。

ただし、同業者の方はこの先を見ないでくださいね。



昨日は、プロ作家に一番必要なものは、
書くスピードだと申し上げました。

誤解のないよう言っておきますが
内容はどうでもいいと言っているのではありません。

質を落とさず、かつスピードアップさせる
それがプロの仕事なのです。




どんな世界でも、できる人は仕事が早いでしょう。
半年も一年もかけてじっくり考えてから仕事を
始める人はいませんね。

「そんなこと言っても、小説を書くには
考える時間だって必要じゃないですか?」

そう反論したくなったあなたは正常です。
まったくそのとおりですから、否定する
つもりはありません。




ということは、考える時間をいかに短縮させるか
が今日のテーマになりますね。

要は、考えずに書けるようになればいいわけです。

そうなるには、アマチュア時代の過ごし方こそ
大切なのです。どんなスタンスで書くかです。



おなたは常にメモ帖を持ち歩いていますか?
ネタを書着込むノートは用意されていますか?
国語辞典を毎日2ページ読んでいますか?
毎日書店か図書館を訪れますか?
毎週1冊以上読書していますか?
毎週1本以上映画を見ますか?


この6つのことをしていない人は、いざ書くときに
一から考えなくてはならないわけです。

でも、実行している人はネタも表現方法も
流行のキーワードも在庫が豊富ですから
すぐに書き出すことができます。



ストーリーやプロット立てなんて瞬時に頭に浮

かぶことでしょう。

あとは毎日20枚、約8時間を執筆にあてるだけ。
3週間ほどで単行本が1冊仕上がります。

執筆のペースも、慣れれば上がります。




どうでしたか。


プロになってからネタ集めなどを始めても
間に合わないということがご理解いただけました
でしょうか。

このブログは、本気で作家を目指している人を
これからも本気で応援してゆきます。