必ず道は開く！
勇気とともに、立ち上がれ ！
人生に「これぞ 自分」の旗を立てる
自らの運命を超える
☯神易通詞
高島 祀龍 Shiryu Takashima
独生独死独去独来
「仏説無量寿経」の一説と聞いた。
心に刺さる知らない言葉は、私にとっては、とても大切。
いろいろ調べているうちに、思いもかけないものと、遭遇する。
そこで、ちょっと寄り道をする。
こう言う時、ひとりでいることの気楽さ、すばらしさを感じる。
当然だが、寄り道しても、誰も何も言わない。
と、言っている私は、ひとり暮らしをしたことがない。
子どもの頃から、家族以外のたくさんの人たちと暮らして来た。
実家は言ってみれば、シェアーハウスの昭和30年代版のような家だった。
私の実家は置屋(おきや)と言う仕事をしていた。
最近では、置屋を知らない人も多いと思うので、少し説明する。
料亭、待合、置屋、芸妓などで構成している花柳界(かりゅうかい)と呼ばれる厳しい伝統としきたりの小さな社会がある。
現在、日本を代表する花柳界は、京都の祇園や先斗町。
綺麗な舞妓さんや芸者さんたちなのだか、上下関係がはっきりした体育会系とも言えるような礼儀の世界なのだ。
その花柳界の置屋の娘。
たくさんの芸者さんたちに、混ざって生活していた。
家族と違う大人の女性たちが、たくさん生活する中に、存在する子ども。
とても、特殊な環境だった。
人がたくさんいて、寂しくはないが、いつもひとりな感覚。
大人社会の中で、暮らすひとりの子ども。
その子どもに、求められるものは、普通の家族とは全く違う。
自然に私の人格は、子どもとしての自分と、大人社会の中で、対応する大人的感覚の自分の二重構造になって行った。
大人の社会の中で、暮らすと言うことは、話題のほとんどが、仕事や色恋の話。
口出し無用。
何か言おうものなら、
子どものくせに生意気な口きいてんじゃないわよ。
こういう時、子どもはどんな反応するか。
今なら、スマホでゲームだろう。
しかし昭和30年代は、ゲームと言えば、トランプかボードゲームの時代。
なので、必然的とも言えるが、本を読むことに集中して、本好きな女の子が出来上がった。
寄り道大好きになったのも、この頃からだったと記憶する。
同時に、人と一緒にいても、大丈夫になった。
今の子どもたちが受けているストレスとは違うかもだが、ほとんどの時間を大人と過ごすことは、子どもの私にとって、ストレスだったかもと、振り返る。
半分大人、半分子どものまま、66年生きて来た。
大勢の中の個としての自分。
その中で、いろいろな体験をしても、個としての自分の存在は、確立していると子どもの頃から、感じていた。
大人の自分の感覚
子どもままの感性
66年生きて、今程この2つのが必要な時代はないと感じる。
これから先は、この両輪を使って、チャレンジし続けて行く。
誰と遭うか、何が出来るか、何を作れるか、ワクワクしている。
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必ず道は、開く。
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☯ 高島 祀龍 Shiryu-Takashima
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