【 冷静さが、自分を助ける】易経5000年一大スペクタクルな物語 | 高島 祀龍  chandragon's 神花blog

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50歳「これぞ自分!」
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自らの運命を超える
神易通詞
高島 祀龍(しりゅう)
Shiryu Chandragon

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💐 「易経を紐解く。」をテーマにひとつひとつを、私なりに理解して書いています。易が身近に感じてもらえたらいいなぁ。と思っています。面白い読物に出会ったと思っていただけたら、幸いです。高島祀龍💐

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易経の旅その36 天水訟(てんすいしょう)

本卦 上卦 (陽陽陽) 天 下卦 (陰陽陰) 水


卦辞 訟有孚窒。愓中吉。終凶。利見大人。不利渉大川。
しょうはまことありてふさがる。おそれてちゅうすればきち。おわればきょう。たいじんをみるによろし。たいせんをわたるによろしからず。

説明文 四方八方で対立、闘争、もめ事が多発する。お互いに、自分の方が正しいと主張するが、それは冷静さを失った思い込み。無理を通せば、道理が引っ込み、最後に痛い目をみる。頭に血が上ったままでは、為るものも為らない。より良い解決策を、中立の人に求めれば、助けてもらえる。

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「闘争」の天水訟の幕開けです。

易卦の順番は、一見ランダムに並んでいるように見えます。
表にピンクの◯をつけてみました。
左側が「水天需」、右側が「天水訟」です。


こんなに離れているのに、水天需→天水訟です。
形を良く見るとわかりますが、このふたつの卦は、一対なのです。

右:水天需 左:天水訟


この一対を倒卦と呼び、お互いに複合的な意味合いがありますが、ここでは触れません。

「天水訟」に話を戻します。

「訟」は争い事を表します。

アメリカでは、大学の中に裁判施設のようなものがあり、もめ事が発生したら「go to court」と言って訴えるのだと、アメリカ人の先生から聞いたことがあります。

その「go to court」が、この「訟」です。

しかし、「孚窒」どんなに自分の正当性を言いたてても、窒がってしまう状態。
今は、通らない時だと言っています。

頭に血が上り、冷静さを欠いた行動に出ているのです。
喧嘩は、頭に血が上り感情的になった方が、必ず負けます。

何故ならば、頭に血が上ると、眼球の瞳孔が小さくなります。
対象物に対して、ピンポイントで凝視している状態です。



同時に、思考もピンポイント的な発想になって行きます。
感情が高ぶり、「悪いのは、絶対にお前だ!!」と冷静な判断を欠いた一方的、画一的な思考になって行きます。

相手も反応して、どちらも引くに引けない状況になる。それが、「訟」です。

この状態を続ける事は、得策ではないと易卦は、言っています。

こういう時は、和解策に転じる努力をしますが、なかなか素直になれないのも事実。
中立な立場の目上の人、先輩や上司、第三者の力を借りることが助けとなると、易卦は教えています。



人間ですから、冷静になれない時もあります。
自分ひとりで何ともならない時に、誰かの助けを借りることは、大事なことです。

何事にも、冷静に対処することが重要であると、易卦は伝えています。

易は、時を指し示す道具です。
タイミングが、大事であると教えています。

易學、四柱推命、氣學、風水、占星術、タロット、手相などの手法は、あなたにとってはほんの少しのアドバイス、新しい視点になるかも知れません。

しかしその事を、試して手のひらに乗せるのは、あなたなのです。

🌙高島 祀龍⭐

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