彼もまた

話を聞いてびっくりしました。

品のいいスーツを着て、物腰の柔らかい態度

何より、真剣に話を聞いてくれる姿勢を見せる彼もまた

過去に数百万の多重債務に喘いだ青年だったんです。

しかしながら、知人から紹介されたこの方法を

彼自身が試したところ見事審査にパスし

額は膨らんだものの

それまで無駄以外の何物でもない金利ばかりを

消費者金融へ支払い続ける地獄のような生活から

将来の資産となる不動産を手に入れ

かつ、銀行からの融資なので金利の利率も激減！

時期を見て売却に踏み切れば

　　　　　　　　　　　　　プラス収支で終わる事も出来る。

それよりも何よりも、購入したマンションをサブリースにかけることで

家賃収入からローン分を支払った金額（僅かですけど）が

何も言わなくても手に入るという、一発逆転の手段だという事を

事細かに説明してくれたんです。

ぶっちゃけ

最初は「こいつ何夢みたいなこと言ってんだ？」と思いました。

だって、世の中そんなに美味い話なんてある訳がないんですから。

しかし彼は私に

『この方法を使うも使わないも、○○さん次第なんです。

　私は無理強いをするつもりもありませんし

　ゆっくり考えてみて下さい。ただ、ダメで元々

　審査が通るかどうかを試してみる意味で

　○○さんの個人（信用）情報の開示を

　してみたらどうですか？』

との提案を受けたんです。

恥ずかしながら、借金塗れになって以降

どうやって身内を誤魔化すかしか考えていなかったためか

個人情報の開示といわれても、その時は何が何だか分からなかったんです。

つづく・・・・・

多重債務脱出法

多重債務でお困りの皆様。

総借入額が、年収の半分程度であれば
まだまだ脱出出来るチャンスがあります。

私が実際に多重債務者から脱出できた方法です。

一人で悩まず、大事になる前にお気軽にお問い合わせ下さい。

勿論、事前費用など必要ありませんし
先振りや個人情報の収集目的でもございません。

件名に『多重債務脱出』をご記入いただければ
24時間以内に返信させていただきます。

ig0@mail.goo.ne.jp

ふたを開けると

都内某所の居酒屋。

TN氏と出会い、自己紹介もそこそこに酒を酌み交わしていた。

何でも彼は、若くして自分の会社を立ち上げ運営しているというのだ。

いわゆる、青年実業家ってやつだ。

まぁそれは置いといて・・・・・。

教えられた肝心の多重債務の脱出法は

不動産（マンション）を購入するという名目で住宅ローンを組み

そのローンの中に負債も組み込んでしまうという

今まで考えてもみなかった事だった。

はたして、そんな方法が現実的に可能なのだろうか？

普通に考えれば、数百万の借金が数千万の借金へ増える。

いや、でも、待て！

マンションっていえば不動産だ。ローンさえ払い終われば資産になる。

最悪、完済しきれなくても購入額よりも売却額が上回った時点で

売却に踏み切ればいいのかも。

いや、そもそも、多重債務者である私が、住宅ローンの審査など

通るものなのだろうか？

私の頭の中は、さまざまな考えが渦巻き

完全にパニック状態だったのだが、TN氏に一言が

変に冷静さを取り戻すきっかけになった。

「実は、僕もこの方法で救われたんですよ」

普通の青年

『多重債務に苦しむあなたを助けます』

普通の感覚ならば、そんな詐欺に決まってる！

そうたかをくくって当然でしょう。

然しながら、あの頃の私は完全に理性を失い

どうにかしてお金を工面しなければという

強迫観念にも似た精神状態に駆り立てられていました。

よくもまぁ、家族にバレなかったもんです。（笑）

情報提供者と暫くの間、メールによるやり取りを続けるうち

「実際にお会いして詳しいお話をさせてください」と切り出されました。

どこかの事務所に軟禁されて、何の契約かもわからない書類に強制的に

判子を押させられるのかな？という恐怖心も頭をよぎりましたが

「いや、ひょっとしたら本当に助かるかもしれない！」（バカですねぇｗ）という

淡い期待も込めながら、その主と会う事に決めました。

「では、○△駅の改札で１９時に待ち合わせて

　近くの居酒屋でビールでも飲みながら・・・」

ん？事務所じゃないの？

字のちっちゃい訳のわからない契約書を見せて凄まれるんじゃないの？

「とりあえず、あまり落ち込まないで楽な気持ちでお越し下さいね。

　脱出法を試すのも試さないのも、あなたの自由なんですから」

その言葉だけを頼りに、東京メトロの某駅改札で

その後私の救世主の一人となるTN氏（確か現在３１歳）と出会ったのでした。

最初の出会い

消費者金融各社からの借り入れが、天井張り付き状態となり

いよいよ二進も三進もいかなくなり

私の頭の中は

「いつ嫁にばれるだろう？」

「それよりもどうやって支払いをしよう？業者は待ってくれるだろうか？」

などという考えばかりで一杯になり

当然ながら、仕事などまともにできる状態ではありませんでした。

そんな切迫した状況の中なんとか現状を打破できるものがないかと

世間を騒がしている某巨大掲示板や

利用者数数千万人を突破した某SNSで

無駄とは知りつつも情報を漁る毎日を過ごしていたところ

とあるひとつの情報に目がとまりました。

『多重債務に苦しむあなたを助けます』

如何にも胡散臭い呼び込み文句でした。（笑）

しかしながら、当時の私には“絶望の淵に降りてきた一本の蜘蛛の糸”

“地獄で仏”“一筋の光明”

どんな言葉でも言い表せず、まさに藁をもつかむ思いで

その情報にアプローチして行ったのです。

あらためて

皆さん、改めまして『剣鉄也』でございます。

以前まで、MBA投資というお題目でブログを運営してまいりましたが

そろそろ、過去の自分の素姓を告白してもいいころだと思い

思い切って、このブログをリニューアル致しました。

その名も

『多重債務から脱出した男のブログ』

実は、私剣鉄也は２年前、自らの自堕落な性格からくる

多額の借金に喘いでおりました。

生来の見栄っ張りな性格に付け加え

競馬や競艇に現を抜かし、キャバクラや風俗通いに明け暮れ

気が付いたころには、４社の消費者金融業者から

３００万円を超す借金をしている状態でした。

そのころ、妻帯者であった私は給与はすべて嫁に握られ

自分の自由になるお金と言えば、月数万円。

当然のことながら、４社の消費者金融に返済するには

自転車操業を繰り返すしかありませんでした。

しかし、そんな生活も長く続く続く訳もなく

いつしか各社からの借入額が天井張り付き状態になっていました。

つづく