話を聞いてびっくりしました。


品のいいスーツを着て、物腰の柔らかい態度

何より、真剣に話を聞いてくれる姿勢を見せる彼もまた

過去に数百万の多重債務に喘いだ青年だったんです。


しかしながら、知人から紹介されたこの方法を

彼自身が試したところ見事審査にパスし

額は膨らんだものの

それまで無駄以外の何物でもない金利ばかりを

消費者金融へ支払い続ける地獄のような生活から

将来の資産となる不動産を手に入れ

かつ、銀行からの融資なので金利の利率も激減


時期を見て売却に踏み切れば

             プラス収支で終わる事も出来る


それよりも何よりも、購入したマンションをサブリースにかけることで

家賃収入からローン分を支払った金額(僅かですけど)が

何も言わなくても手に入るという、一発逆転の手段だという事を

事細かに説明してくれたんです。


ぶっちゃけ


最初は「こいつ何夢みたいなこと言ってんだ?」と思いました


だって、世の中そんなに美味い話なんてある訳がないんですから。


しかし彼は私に

『この方法を使うも使わないも、○○さん次第なんです。

 私は無理強いをするつもりもありませんし

 ゆっくり考えてみて下さい。ただ、ダメで元々

 審査が通るかどうかを試してみる意味で

 ○○さんの個人(信用)情報の開示を

 してみたらどうですか?』

との提案を受けたんです。


恥ずかしながら、借金塗れになって以降

どうやって身内を誤魔化すかしか考えていなかったため

個人情報の開示といわれても、その時は何が何だか分からなかったんです。


つづく・・・・・