風信帖(ふうしんじょう)の魅力
書道を経験している方は
古典の臨書を経験します。
そこで様々な書法を学びます。
書体も様々ありますが
私は、風信帖(ふうしんじょう)
がお気に入りです。
高校時代、作品展に何点か出展し
よく練習しましたが、最近はほとんど
触れていませんが…
風信帖は、弘法大師 空海が
最澄に宛てた尺牘(せきとく)3通の総称。
尺牘とは、手紙のことです
1通目は、風信帖(ふうしんじょう)
2通目は、忽披帖(こつひじょう)
3通目は、忽恵帖(こつけいじょう)
いずれも、国宝に指定されていて
指定名称は
弘法大師筆尺牘三通(こうほうだいしひつせきとくさんつう)
と言われています。
3通とも、行書体が多いのですが
3通目は草書体が目立ちます。
風信帖の魅力は
格調が高くて、書の変化が見られる所です。
例えば
忽披帖は、筆圧が強くて線質も太くて
重厚で、迫力がある。
忽恵帖は、運筆のリズムや流れがある。
そんな風に感じられるから。
私の感想です
ふと、古典に触れたくなり
久しぶりに練習して書いてみました。
全紙(135×70㎝)サイズ
何でもそうですが
時々触れるだけでは
なかなか思うようにはいきません。
日々の練習が大切
地道な練習の積み重ねが
大切ですね♪
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