悪の教典 1巻
貴志祐介/鳥山英司 講談社
主人公は高校教師。
問題児ばかりの担任となります。
学校で起きるトラブルを解決していくストーリーなわけですが、
この主人公、完全な善ではないのです。
女子生徒から、教師が生徒にセクハラをしている事実を告げられます。
主人公はさっそくこkの調査を行います。
主人公は人当たりがよく、生徒に人気があります。
仲の良い、自分の派閥の生徒から情報を聞き出していきます。
セクハラにあっている生徒は、万引きしているところを体育教師に見つかってしまい、
それを弱みとしてセクハラを受けているのでした。
その生徒は万引きをしてしまうようなギャルなのですが、主人公はあれこれ手を尽くし彼女を助けて上げます。
そして、彼女は主人公のことを好きになります。
しかしこれはただ助けたのではなく、主人公にとっては彼女をコマにしたという意味がありました。
今度は別の体育教師が体罰事件を起こします。
生徒のための体罰の何が悪い、という昔ながらの熱血教師でした。
主人公は彼を助けることにします。
彼の意見を飲みつつも、生徒に謝罪をさせました。
これにも意味があって、このまじめな教師が自分の力になると考えてのことでした。
今度は生徒同士のいじめが起きます。
セクハラ教師、いじめ生徒を止めるためには、熱血教師が必要だと思っていたのです。
主人公は心理学のも長けていて、
相手の考えていることを読み取ったり、利用したりするのが得意でした。
生徒一人一人に設定が細かくされていて、それぞれの事件もとても深みがあります。
それを解決していくために、なんでもする主人公の行動には目を見張るものがあります。
その高度な心理戦は次を読みたくて仕方なくなります。
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