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風韻 ~とあるライターのレビューブログ~

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娘の友達 1巻

萩原あさ美 講談社

 

 

主人公はサラリーマン。

喫茶店で、店員が客に付きまとわれているのを助けます。

 

 

 

 

年甲斐もなく、ありがとうの言葉にどきっとしてしまいます。

 

 

主人公は会社で責任が増える一方、家庭で大きい問題を抱えていました。

妻が亡くなり、それ以来、娘が引きこもりになっていました。

学校にも呼び出されます。

 

 

 

 

 

先生に怒られ、自分のせいではないのにと追い詰められてしまいます。

 

そのとき、喫茶店の少女と再会します。

娘と同じ学校の生徒で、幼なじみだったのです。

 

 

 

 

 

それから、少女にあのときのお礼をさせてほしいと言われ、

連絡先を交換することになります。

女子高生に迫られても、嬉しいような困るような……。

 

 

あるとき、町で会社の部下に遭遇してしまいます。

彼女は娘のふりをしてくれ、なんとかやり過ごすことができました。

部下に仕事の不手際を怒られますが、主人公は大人の対応をします。

すると……

 

 

 

 

 

 

よく頑張りました、と少女は頭をなでてくれたのです。

 

 

 

 

一時期、話題になった漫画です。

おっさんが女子高生と恋愛なんて、というやつですね。

おっさんが女子高生に甘えて何いい気になってんだ、という批判をしたくなるのは分かりますが、これはホラーにすることでバランスを取っています。

女子高生がおっさんにひたすら迫ってくるんですが、この理由を不明にしたまま展開するので、かなり不気味なんです。

何度も何度も迫られ、職場でも家でも居場所のなくなっていた主人公は彼女とともに逃避行に出てしまいます。

可愛い顔して何も悪いことがなさそうな少女に落とされていくおっさんのホラー、お楽しみください。

 

 

 

 

 

俺たちつき合ってないから 1巻

山崎智史 ノーススターピクチャーズ

 

 

年収3000万の男でなければ結婚しないと豪語する主人公。

 

 

 

 

 

少し貧しい家庭に生まれながらも、

努力をして、幸せをつかもうとしていました。

 

 

 

 

昼は声優。

しかし夜はキャバ嬢。

 

自分はもっと高いところへいける人間で

ほかの人とは違うと思っています。

なので、人間関係はトラブルが絶えません。

 

 

あるとき、年収3000万円という男性が現れます。

 

 

 

 

 

 

 

彼に気に入られ、今度デートをしようと誘われます。

主人公はついに、好機が来たと思います。

これを逃すわけにはいかないと、借金してまで自分磨きをします。

 

 

しかし、この男性、素性が知れません。

 

 

 

 

 

妻も子もいる一般家庭……?

なぜウソをつき、なにをしようというのか……?

 

 

 

 

志が高いといえば聞こえがいいですが、

人を見下して逆転ホームランのチャンスにすがる女性が堕落していく様子を描きます。

そのすがった男がヤバイ人のようで、

読者はザマーミロと思ったり、それヤバイんじゃと心配したりと楽しんで読むことができます。

物語の主人公は基本、共感できるように設計するものですが

わざと嫌われるようにして、転落していく様子を楽しめるようにしてあります。

ザマーミロと思いながらも、どこか救われてほしいと思うのが人の心。主人公がどんな人生を送るのか、先が知りたくなります。

 

こういう女むかつく、見たくもない、って人はいると思いますので、そこは注意です。

 

 

 

アンダーニンジャ 1巻

花沢健吾 講談社

 

 

主人公はニート……。

実は現代に生きる忍者でした。

しかし仕事がなくぐーたらしてます。

 

あるとき、仕事が舞い込みます。

 

 

 

 

 

気配のやってきた宅配便のお兄さん……

の姿をしていますが、中忍。

下忍の主人公の上位にあたる人間です。

 

 

彼が運んできた段ボールが仕事の内容のようです。

高校の制服、そしてパーカー。

 

 

 

 

 

 

忍者になれるスーツのようですが、その性能は……?

 

 

 

日本に忍者になりたいという外国人が現れます。

 

 

 

 

 

張り紙を忍者になるためのメッセージと勘違いしてしまいます。

竿を3本切り落とせば忍者になれる。

そう解釈して、蛮行を行います。

 

 

 

主人公は本来の仕事の意味が分からないままでしたが、

次の仕事が舞い込みます。

もちろん外国人の処分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイアムアヒーローの作者の新作です。

相変わらずニートな主人公ですが、ほかの作品とちがって卑屈な人ではありません。

けっこうな変人ですが、ほかよりかは親しみやすいと思います。

日本には秘密の忍者組織があるという設定で、主人公は何かの事件に巻き込まれていきます。

忍者になりたい外国人というのも、ただの勘違いさんではなく、何か危ない組織の人で、忍者組織に潜り込もうという企みがありそうです。

くだらないことを本気で描きながら、シリアスストーリーも平行していくというスタイルです。

嫌な人はいるとは思いますが、このテイストがなかなかくせになります。

 

 

 

 

よふかしのうた 1巻

コトヤマ 小学館

 

 

主人公は男子中学生。

コミュニケーションが苦手で孤立しがちでした。

 

 

あるとき、深夜、ひとりで外を歩きます。

そこで少女と出会います。

 

夜を堪能しているようで、彼女についていくと

そこには……。

 

 

 

 

ふとん!

これはあやしい!

 

何もしないから寝ていいよと言われます。

そして……

 

 

 

 

 

主人公が寝たのを見計らって

彼女は主人公の血を吸います。

 

 

そう、彼女は吸血鬼だったのです。

 

 

自分も吸血鬼になってしまうんじゃと、主人公はわくわく気味。

でも、吸っただけではならないようです。

 

 

 

 

 

 

恋をしている状態で、吸われるとなれる模様。

 

彼女は下ネタが大好きですが、

自分に恋するなど言われると、なぜかめっちゃ照れます。

 

 

 

 

 

こうして、吸血鬼に恋しようとする主人公のお話が始まります。

 

 

 

 

 

吸血鬼ものです。

吸血鬼と一緒に行動するお話はいっぱいありますが、新しい切り口ですね。

コミュニケーションが苦手な主人公がどうやって、吸血鬼に恋するのか。

自分に恋したいと言ってくる少年に迫られる、というのも面白いシチュエーションですね。

『だがしかし』の作者の新作で、

前作同様、えっちなシーンじゃないのに、えっちな雰囲気を出すのはうまいですね。

吸血鬼の少女の体つきが気に入ったら、買いではないでしょうか。

 

 

 

 

人形の国 1巻

弐瓶勉 講談社

 

 

遙か未来の星。

戦争に負けて極寒の地に住む人々。

 

 

 

 

 

少ない資源を求めて、探し回ったり、

支配者に立ち向かったりして、その命をつないでいます。

 

 

ある日、少女が敵に追われているのを助けます。

 

 

 

 

 

 

しかし助けるために敵を殺してしまったため、

後日、その報復を受けることになります。

 

 

集落を襲撃され、全滅します。

主人公だけが生き残りますが、絶体絶命の危機。

 

死の間際、例の少女が助けてくれます。

主人公は正規人形になります。

骨のような人形状態になり、ヘイグス粒子をつかって鎧をまといます。

 

 

 

 

 

仮面ライダーのようなものですね。

この力を使って、主人公はなんとか危機を切り抜けました。

 

 

 

 

 

 

少女は小さい馬の機械で、一定時間だけ人間の姿になれるようです。

なにやら秘密を持っているようです。

主人公は仲間の敵討ちを取るため、少女とともに旅に出ることになります。

 

 

 

 

シドニアの騎士の作者の新作です。

独特の世界観で、過酷な環境の中、サバイバルする感じが特徴的ですね。

今回は「人形」という特殊な概念があり、それは呪いのようであり、強い力でもあるような感じで描かれます。

強い力を得た主人公が仲間の敵と取るために、少女と一緒に冒険するのがワクワク感を演出してくれます。

絵が食わず嫌いの人はいるかと思いますが、人物はかなりかっこよくて、可愛いです。だまされたと思って読んでみるといいと思います!