夜中は気持ちよく寝てたんですがね。
明け方は寒くて寒くてシュラフから顔を出せませんでした。
起きてみてビックリ。なんじゃこりゃw
フライがバリバリに凍っとる!
こんな状況でもちゃんとファスナー開けられたのには感動しましたが。
暖をとるべく朝ごはん。
消費期限3日前のランチパックですが至って普通の味ですw
バーナー炊いたらテント内のツララが溶けてポタポタ。
話には聞いていたけれど、まさか自分が体験する事になるとは。
このくらいが3シーズンの装備で耐えられる限界ってとこですかね。
これ以上となると冬山専用の装備がないと死ぬと思います^^;
って事で撤収ー。
…できず!
バリバリに凍ったフライのカサが増して、どう畳んでも、もとの袋に入りません。
なので、仕方なくザックに外付け…
冬山やる人って、凍ったテントの撤収どうやってるのかな?
愛用のソフトシェルのジッパーが破損。
…気を取り直して。
今日は帰るだけです。
その帰るだけが難儀なんですがw
北沢峠から甲斐駒ヶ岳へは2つのルートを取ることができます。
今日はおととい下山したのとは別の方から登ります。
小屋の前に登山口が。
夏は涼しくていいかも。
でも水はかなりきれい。
これは下手な吊り橋なんかよりよっぽど怖い^^;
有人小屋で要予約だとか。
しばらく林を歩くと
いきなりガラガラしてきました。
前から降りてきた人が、上の方はアイゼンないときついかも、だと。
…なんだけど、改めて見るとかなりの登りです。
直登と巻道の分岐。
おとといは巻道で来たから、今日は直登で。
岩稜ルートと言っても差し支えないほどの道で、足場の少ない大岩を全身運動でよじ登る箇所多数。
少なくとも大荷物で登るルートではありませんでした(*_*)
薬師岳と富士山。
ガチの雪山です^^;
標柱の裏手に出ました。
改めて。
うん、百名山の絵はおとといのよりこっちの方を使おうw
しかし一度の山行で、同じ山頂に二度違うルートから登るなんてなかなか無いよな。
奥は間の岳かな?
ここから日本の1、2、3位が全部見えるってすごいよね。
黒戸尾根の横にもうひとつ八丁尾根ってのがあって、そこを通っても尾白川登山口へ降りられるらしい。
登山道としては非公式だけど、結構歩いている人もいるらしく、実際七丈小屋にも地図がありました。
しばらく鋸岳方面をウロウロ。
これね。
ただアップダウンが激しく、岩場も多いとか。
それにテント装備だし、この積雪…
普通に黒戸尾根を帰ります。
今日のルートの難度が自分のスペックを超えていると判断。
あと、残り時間と体力もね。
岩場の足場が雪で埋まり、つんつるてんになってました。
パウダースノーで踏ん張りも効かず、地面の岩に抱きつきながらなんとかやり過ごす。
さすがに長いわ…
26日で風呂の日とかで、湯船に大量のリンゴが浮かんでいました。
浮かべるよりは食わせて欲しいw
今後は雨のたびに山は雪だし、どんどん登りにくくなっていくな…
本日の出費
食費2518円
入浴600円
トータル3118円