【日帰り周回】朝日連峰に登る【49座目】 | ミクと登る日本の山

ミクと登る日本の山

仕事を辞めて日本百名山巡りの旅!
2017/4/8に出発。
2017/11/17に完登しました!

今回の山は朝日連峰です。
本来小屋泊で行くルートを無理やり日帰りで周ったので、メチャ疲れました^^;
正直ブログ書くのもしんどいです。


〜ミクメモ〜
朝日連峰は山形県の山地の総称。
最高峰は大朝日岳(おおあさひだけ)1870m。
火山ではなく花崗岩の隆起によってできた山脈。


今回は朝日鉱泉からの周回ルートを取りました。
行きは中ツル尾根、下りは小朝日岳・鳥原山経由です。

朝日鉱泉6:22〜(1時間13分)〜出合2合目7:35〜(44分)〜長命水4合目8:19〜(1時間4分)〜中ツル7合目9:23〜(46分)〜頂上10:09〜(昼休憩34分)〜登山再開10:43〜(11分)〜朝日岳山頂避難小屋10:54〜(29分)〜銀玉水11:23〜(58分)〜小朝日岳12:21〜(54分)〜鳥原山13:15〜(2時間20分)〜朝日鉱泉15:35

登り3時間47分、下り4時間52分の
トータル9時間30分でした。
前半飛ばしすぎ、急登の道中でバテてしまいました。
下りはピーク経由につきやはり時間がかかりました。


朝4時半に起き、登山口の朝日鉱泉ナチュラリストの家に着いたのは6時10分。
もともと広くない駐車スペースはすでにぎゅうぎゅうでした。
なんとか停められそうな場所にねじ込む。
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朝日鉱泉。
宿泊、食事の他、日帰り入浴もできるようなので、帰りに入ります。
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ここからスタート。
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発電所?
この横のつり橋を渡ります。
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これがめちゃ怖い。
撮影の余裕ありません^^;
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渡ってしばらく行くと分岐。
沢沿いから尾根を駆け上がる中ツルルートか、最初から尾根を行きいくつかのピークを経由する鳥原山ルートか。
最初は中ツルを行くことにします。
ここで前を行ってたおじさん2人を抜かせてもらう。
日帰り予定なので、他の人のペースに合わせていては間に合いません。
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……。
吊り橋は良しとして、なぜにこのスリリングなタイプなのか?w
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谷の上の方に道がありましたが、時折沢まで降り、渡渉後登り返すのが出てきます。
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やっとミクを出す心の余裕が出てきました。
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おっきいブナの木。
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白いキノコはやばい毒持ちってよく聞きますよね(((;゚Д゚)))
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もう慣れたw
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2合目の出合。
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この看板から鬼のような急登が始まります^^;
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登れども登れども先の見えない急登。
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調子よく飛ばしてきましたが、ここにきて早くもバテてしまいましたorz
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4合目。
水場があるそうですが、かなりの急降下の道だったので行くのは諦めました。
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ここで、腰を下ろしての休憩。
これで回復しなければこの先かなりキツイです。
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それをあざ笑うかのようなトカゲ君。
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6合目辺りから徐々に視界が開けてくる。
けれど体力は回復せず、4、5歩歩いては息が上がる状態です。
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汗で画像がメルヘンです。
ここで早くもご褒美を投入。
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ここからは高山植物地帯のよう。
珍しいマツムシソウだけど、ぶっちゃけしんどくてそれどころじゃない。
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登るごとにゴージャスになる景色に励まされつつ、ゾンビのように足を引きずり這い上がる。
雲の奥の山は次なる山、蔵王です。
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ちかれすぎておかしくなったかw
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近いけど遠いー。
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やっとこさ登頂。
文句なしにここ最近一番キツかった山ですね。
CT6時間を4時間弱で来たんだから無理もない。
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曇りの予報だったけど景色は素晴らしかった。
奥のとんがりが、昨日の月山。
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山頂小屋方面。
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アルプスと遜色ないという人がいますが、こうやって眺めると納得の景色です。
ただ歩いてみて、泊まってまで居たい山ではないかな。
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お昼はセブンの冷やし中華。
吐きそうだけど無理やり食べる。
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周回して帰るので小屋の方へ降りる。
無理して詰め込んだご飯だけど、不思議と食べると力が出るんだよな。
あれだけヘロヘロだったのに、普通に歩けます。

ようやくお花を愛でる余裕が出てきました。
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これはコケモモの実ですね。
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これが山頂小屋。
大朝日岳に登る人はだいたいここに泊まる。
3階建てで100人収容できるそうだけど、それでもきつそうだ。
夏場はね…汗と体臭の問題がなければ気兼ねなく泊まるんだけど。
俺はやっぱテン泊しか無理です^^;
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ここの小屋の前もすばらしい花畑でした。
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進行方向にガスが漂って来たので、今のうちに登った大朝日岳を。
結構丸っこい。
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残った雪渓からオーラが出ていて神秘的。
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ルート上に銀玉水という水場が。
美味しい水だそうなので寄ってみます。
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キンキンに冷えてました。
こんだけ冷えてたら砂糖水よりよっぽど美味しい。
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ちなみに、この山には金玉水という水場もあります。
ナ「なんて読むか教えてよミクさん」ニヤニヤ
ミク「きんぎょくすい、な。」
ナ「ちっ。」

あまり見かけないツルリンドウ。
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やって来ました小朝日岳。
古寺鉱泉ルートなら巻き道があるけど、朝日鉱泉に帰るにはこれを登るしかない。
今日最後の難関です。
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下から見てて知ってたけどすごい急登。
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だーっ! キツイわ!
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山頂にいた人たちに写真を頼まれたついでにお話。
日帰りだと言うと凄くびっくりされました。
やはり古寺鉱泉からのルートが一番楽で、朝日鉱泉からはどのルートもハードなんだそう。
完全にチョイスミスですねorz

ここからのルートもなかなか大変でした。
基本下りだけど、尾根ルートなのでアップダウンが多いです。
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やたら登るなと思ったら鳥原山だそう。
2人お昼寝してました。
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私も食べ残したおにぎりで小休止。
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鳥原小屋なるものもあるそう。
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歩数数えましたが、400を超えたあたりで断念w
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寄りませんでしたが遠目から。
割と綺麗そうです。
道中に水場がありました。
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ここからも長いアップダウン。
GPSと睨めっこしながら、まだかまだかとぼやきながら帰りました。
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あまりに立派だったのでw
この山キノコがやたらと多いんです。
しかも人間か動物かに蹴散らされたかのように登山道沿いに色々なキノコが散乱している。
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行き道とやっと合流。
ちかれたー!
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悲劇は終わらず。
鉱泉に戻ると、朝は居なかったアブの猛攻!
刺すと言うよりは、バシバシ体当たりしてくる感じで、帰り支度もままなりませんでした。

逃げるようにして、朝日鉱泉へ。
お風呂は500円。
鉱泉というのは冷泉の温泉のことらしく、沸かし湯だそうです。
茶褐色のお湯でした。


その後は移動する気力もなく、最寄りの道の駅白鷹ヤナ公園で車中泊。
明日はさすがにレストにして移動だけにしようかな。


本日の出費
食費1753円
入浴500円
トータル2253円