電波の入らない山奥に居たので投稿が遅れました。
これは6/24（昨日）の記事です。
早起きしようと思っていたのですが、ベッドでの優雅な生活が続いていたので、久々の車中泊に体がだるくて起きられませんでした。
よく二ヶ月も続けてたな…
結構起きたのは8:20ごろ。
とりあえず朝食をば。
道の駅の隣にあった、セイコーマートです。
北海道を旅する人の動画には必ずと言っていいほど出てくる地元密着型のコンビニ。
お惣菜が安く種類がたくさんあったのがいいですね。
あとホットシェフという店内調理のお弁当等がありました。
今回の山、幌尻岳（ぽろしりだけ）は日高山脈の最高峰で、2052mの山です。
山奥にあり、どのコースからもアタックが大変な山です。
最も一般的なのは額平川（ぬかびらがわ）コースで、百名山最難関というのもこのルートのことを指していると思われます。
20回くらい渡渉（川渡り）が出て来て、通常で膝の深さ、多いときは腰まで水に浸かり渡らねばならず、専用の沢靴が推奨されているコース。
なおかつ経由地の幌尻山荘は完全予約制だと言う。
天候に大きく左右されるコースだが、それ以前におれ自身の装備とスキルが無いのでこのルートはあり得ない。
と言うわけで、今回は新冠コースというルートにしました。
こちらは20kmの林道歩きが出てくる２泊３日のコース。
体力があれば何とかなりそうな感じですね。
てな訳で、その後、新冠（にいかっぷ）の登山口に向かいます。
イドンナップ山荘というところが目印。
カーナビに入れると約2時間だそう。
しはらく走ると道がダートになりました。
しっかりとならされてはいるけれど、あと30kmぐらいあるんですが…
新冠ダムまで来てようやく幌尻岳の文字が。
ルピナスが植えてありました。
山奥の綺麗なダム。
ようやくイドンナップ山荘に着きました。
土曜日の割には車は少なめでしょうか。
さすが、秘境の百名山。
自転車も今日が初陣です。
帰省中にアマゾンからわざわざ取り寄せた、熊スプレーです。
北海道では必需品だと思います。
１万円以上だけど命に対する保険だと思えば。
11:30、スタートです。（遅っw）
今回のルート。
山荘から幌尻岳が近く見えるくらい長ーい林道です。
ゲートの向こうも、もちろんダート。
MTBじゃないけど大丈夫かな？
前途多難だな^^;
横の隙間から通らせてクリア。
平坦や下りじゃ、こげるけど、登りじゃ押す羽目になるし、結局のところ楽できるのかしら？
ここの林道はアップダウンが多いらしいし。
12:09、いこい橋。
凶悪と噂のゲートがありますw
通れるのは下の小窓だけ。
この自転車じゃギリギリアウト^^;
場合によってはここから歩きだと思ってたので、多少は楽できるかな？
小さい滝がありました。
下りでスピードに乗って曲がりきれないと、えらいことになりそう。
エゾフウロ。
熊さんが来たら崖から飛び降りるしかないなw
浅間山で一緒になった方に影響を受けて購入。
モンベルのトレールチェア。2000円ちょっとだったかな。
雨の後の濡れた地面でも、アリさんがたくさんいる地面でも大丈夫！
けどここはアリさんが多すぎて結局立ち食いする羽目にw
登山ブランドはこういうとこわかってますよね。
ザックのサイドポケットに収納できるんです。
ポロリが恐いから私は結局中にしまっちゃうけど。
最後の贅沢です。
今回の食料は一切の遊びなしだから。
5キロくらいになるとやる気が出るよね。
遠目から見てドクダミかと思ったけど、ゴゼンタチバナかな？
北海道はエキノコックスの脅威があるから生水はダメだって言うけど、どこまでダメなのだろう。
湧き水は？ 雪解け水は？
奥新冠ダムに着きました。
新冠ダムでも山奥のダムって感じだけど、ここは秘境のダムだな。
誰が管理してるんだろう。
ここからは新冠ポロシリ山荘は近い。
15:03到着。
3時間半のくらいで来ましたね。
ここは利用料1000円の募金形式です。
二階の張り紙で気づいたので翌朝入れておきました。
水場がわからなかったので、小屋裏の沢で水を汲み、飲む分をその場で煮沸しました。
ヒグマが出るから匂いが立つものは持ち歩きたく無いんですよね。
人によっては全部トレイルミックスとかの乾き物で済ますとか。
シンプルな分行動食は多め。（ナルゲンボトルの中）
山ガール2人が後から来て一階のジイたちが沸き立っていますが、今日は早めに就寝します。
さて、百名山最難関とはいかほどのものか。
本日の出費
食費600円
宿泊1000円
トータル1600円
part2（今日の分）は疲れたので明日投稿。