【日本百名山No.91】大峰山に登る【10座目】 | ミクと登る日本の山

ミクと登る日本の山

仕事を辞めて日本百名山巡りの旅!
2017/4/8に出発。
2017/11/17に完登しました!

朝起きてから2時間くらい走らせてなんとか到着。

こっちが、奈良県の本当の大峰山です。
 
大峰山という山は無く、この辺りの山脈を指す名称なんですね。霧島みたいな。
最高峰は八経ヶ岳1915mです。
単に大峰山というと、女人禁制で知られる山上ヶ岳の事を指すそうです。(wikiより)
 
行者還トンネル入り口横に有料駐車場。
おじさんが来て1000円と。
はぁ!? と喉元まで出そうなのを飲み込み涼しい顔でひでおを差し出しました。
九州しか知らなかったけど、百名山ってこれが当たり前なのかな?
全部登り終えたらぼったくり駐車料ランキング作ってやる(´;ω;`)
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土曜日で心配しましたが、まだ駐車スペースは大丈夫でした。
 
 
 
登山届けを出し、8時40分に登山スタート。
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最初は緩やかな林歩き。
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おもしろい形の木の橋で渡渉。
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橋を渡った辺りから傾斜が急に。
木の根をぬって上がっていくなかなかしんどい登り。
気温は寒いのに汗ダラダラです。
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稜線に出ました。
今度は冷たい風が吹きすさぶ。
汗で濡れた体から体温を一気に奪っていく。
すかさずアウターを着ます。
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この看板。
大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)は、あの熊野古道のルートの一つで、最も険しいとされる修験道の道です。
言わば、大峰山脈の大縦走路で、踏破した人のブログを見ると3泊4日かかるそうです。
今から歩く、八経ヶ岳へのコースもその一部ですね。
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腹が減ったので補給。
寒いけど、バテる前に食べるのが大事だ。
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いかにも修験道の道らしい。
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聖宝ノ宿跡、10時12分。
ギョッとしましたw
表情がリアルで、目が黒く抜かれていて怖かった^^;
聖宝理源大師という修験道の祖らしいです。
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天然のアーチ
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雪が増え、登り斜面になったので軽アイゼンを付けました。
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アイゼンより先に買ってたけど、デビューがまだだったので。
この雪質じゃあってもなくても同じだけどね。
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やたら斜面が急だと思ってたら、登山道じゃない斜面を上がっていました^^;
雪あるとわかりにくい…
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だいぶ来たなぁ。
曇りの予報だったけど、今日も景色良いんじゃないか?
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雪の急斜面を登り切ると山小屋が見えて来た!
弥山小屋です。
営業小屋らしいけど、例によって冬季閉鎖中…
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11時03分、山頂の看板。
八経ヶ岳の手前の弥山(みせん)ですね。
 
山頂は広場の少し上。
祠がありました。
 
 
 
同時に登っていた人たちは皆広場のベンチで休憩してたけど、俺はそのまま八経ヶ岳へ向かいました。
ここからは山頂がはっきり見えた。
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道中、保護のネットがしてあるも、このありさま。
シカさん食い放題じゃんw
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11時40分、登頂。
弥山からちょうど40分くらいでしたね。
 
 
ケルン?にお札。
こうして見ると他の山とは異質ですよね。
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八経ヶ岳から見た弥山。
 
果てしなき大峯奥駈道。
 
明日登る大台ヶ原山が見えます。
台と付くだけあり、平べったい。
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こっちは二百名山の釈迦ヶ岳。
時間あったら登りたいなぁ。
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お昼はがっつり。
最近カロリー不足だから…
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下りも斜面のトラバース。
油断なりません。
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14時30分に下山のトータル5時間50分でした。
珍しく靴洗い場があったのでジャブジャブしておしまい。
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ナ「女人禁制の山上ヶ岳にも行ってみたかったけどね。ミクが行けないなら行く意味無いから。」
ミク「うそつけ! コースタイム調べて、めんどって呟いたの聴こえたゾ」
 
 
てな訳で、大峰山は弥山と八経ヶ岳のピークハントだけでしたが、これにて終わりとします。
 
お風呂は洞川(どろかわ)温泉600円。
受付の人が頭を丸めて道着を着ていて、修験者風でした。
 
 
現在は大台ヶ原山ビジターセンターの駐車場。
土曜日なだけあって、夜なのに10台以上車が停まっています。
今日はここで車中泊し、明日そのまま登ります。
 
 
どうでもいいけれど、奈良県の鹿って逃げないんですね。
大峰山の中で1匹、大台ヶ原へ来るまでに2匹いたけど、のそのそ歩いて、こっちをじっと見るのみ。
神格化されてて狩られないってわかってるから、ふてぶてしいんだなw
 
 
本陣の出費
食費1913
入浴600円
駐車1000円
ランドリー800円
銀行手数料216円
トータル4529円