こんにちは。
今回のブログは、思考力クラス担当講師の藤田和彦がお届けします。
早いもので、1学期も折り返しを過ぎました。
梅雨入りを前に、夏本番さながらの暑い日が続いています。
熱中症や夏バテ対策なども心がけながら、来たる本格的な夏に備えたいものです。
夏の暑さで、上がりがちな体温を冷ますには、
「夏が旬の野菜や果物」を摂るのがよいそうです。
代表的な夏野菜といえば、
・トマト
・ナス
・ピーマン
・きゅうり
・かぼちゃ
・オクラ
・ゴーヤ
・キャベツ
・ニラ
・じゃがいも
・すいか(果実的野菜)
・とうもろこし(厳密には「穀物」)
夏の果物は
・もも
・さくらんぼ
・バナナ
・パイナップル
・マンゴー
などです。
お弁当にも、意図的に夏野菜を取り入れることで、
季節ごとの微妙な変化をつけていくことができます。
小学校受験などでも、
「季節の常識」について問われることがあります。
ですが、この季節の常識問題を、
「受験のために必要だから」
と捉えてしまうのも、少々もったいない気がします。
「受験のために季節の常識を覚える」
のであれば、
裏を返せば、それは「受験しないなら必要ない知識」だということになるからです。
「受験のため」という姿勢こそが、
学びの範囲を狭める、最大の要因のひとつではないかとも思えてなりません。
これは、小学校受験にかぎらず、中・高・大学受験においても同様です。
受験勉強というのは、「傾向と対策」にばかり終始するものではありません。
小学校受験などで問われる「常識問題」は、
むしろ「生活の知恵」に直結するものです。
(また、出題側の姿勢も、本来そうあるべきものではないかとも思っています。)
そうであれば、
こうした「常識問題」の学習は、ペーパーをこなすような学習ではなく、
実生活の中で、体験的に学んでいくものではないかとも思えます。
幼少期、つまり就学前から小学生の頃までは、
無尽蔵に知識を蓄えていける黄金期でもあります。
普段の食卓の中にも、夏野菜を使ったメニューを盛り込んでいきつつ、
「夏の食べ物」について体験しながら知識を深めていくのはいかがでしょうか。
よく食べ、よく寝て、
夏の暑さに打ち勝ってまいりましょう。