謹賀新年 | 城山みどり幼稚園のブログ

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

皆さま新年はどのように、

過ごされていますでしょうか。

コロナ禍から完全に

開放された訳ではありませんが、

それでも移動の制限もなくり、

思い思いの場所で年末年始を

過ごされているのではないかと思います。


年頭に当たり園長 石川典子が、

ブログを書かせていただきます。


私は先月、

仙台育英高校野球部の須江監督の

お話を聴く機会がありました。

監督は、

「部活の中で成長していく子は、

 何事に対しても肯定的にものを

   捉えることが出来る。」

と仰っていました。

それを聴いて私は、

その子が育った環境、

成育歴が大きく影響すると感じ、

自分が肯定的に物事を見ずに

子育てをしてきた事を反省しました。

誰でも怒られたり叱られたりすることは

避けたいものです。


皆さんは、ご家庭でお子さまを

どのように叱っていますか。

肯定的に物事を考える子にする為には

どうすれば良いのでしょう。


叱る時、感情の赴くままに、

お子さまを全否定をしていませんか。

毎日出来ないことを連発されていたら、

ものの捉え方が自然とマイナス思考になり、

自己肯定感までをも失ってしまいます。


その子の能力や個性を最大限生かすための

叱り方を考え、

ぜひ諦める習慣ではなく、

自発的な行動を促すような、

お子さまの心に伝わる言葉を

探してみてください。


人生は失敗から多くのことを学びます。

失敗をトラウマにするのではなく、

きっかけになる声掛けをしていきましょう。

お子さまがたとえ失敗しても、

諦めずに挑戦し続けることのできる

思考習慣を作る。

これこそが肯定的な生き方につながります。

 

この機会に須江監督の名言を紹介します。

「頭が良いと褒められると、

 失敗を恐れ、

 努力を褒められると、

 難しいことにも挑戦し易くなる。」


「親が子どもにがっかりした顔を見せると、

 臆病で挑戦しなくなる。

 親が心配するほど、

 子どもは自信を失う。」

 

新年を迎えるにあたり、

お子さまにどんな人生を歩んでほしいのか。

それに向けてどう取り組むべきかを

ご家族で話し合ってみるのも

良いのではないでしょうか。

 

最後になりますが、

今年も職員一同、

お子さまの成長に向けて

精一杯努めてまいります。

引き続きご協力を宜しくお願いいたします。

 

園長 石川典子