ブルーベリージャムには収穫量が多いラビットアイを使っています。

毎年いっぱいなるクライマックスが咲き始めました。

 

来てはいるのかもしれませんがハチやアブなどの昆虫は見あたらず、人工授粉をしました。

人工授粉で確実に収量はアップします。

プロの方は面倒でやらないでしょうが、本数が限られている愛好家にはお勧めです。

 

ブルーベリー 人工受粉

クライマックス

 

ブルーベリー 人工受粉

クライマックス

 

人工授粉の詳細は「ブルーベリーの基礎知識 (22) 人工受粉」に投稿しました。よろしければ こちら を参照ください。

 

花粉の受け皿として、新しいきれいな12cmポリポットを用意し、底をガムテープでふさぎました。

黒色は花粉が見やすいです。

 

ブルーベリー 人工受粉

 

花の構造は、大きく分類して めしべ と おしべ、それに 花弁 や がく片 から成り立っています。

 

人工授粉

図は せらす果樹園さん HPより拝借

 

花粉は、おしべの先端にある葯で作られます。花の内側ですね。

受け皿を花の下に持って行って花をゆすり(上から軽くたたく)花粉を落とします。

 

ブルーベリー 人工受粉

花の口はすぼまっている

 

ブルーベリー 人工受粉

白い粉が花粉

 

梵天(セリアで買った耳かき)に花粉をつけ、花の先の少し飛び出た めしべ に付けます。

 

ブルーベリー 人工受粉

 

ラビットアイは他家受粉ですので他の品種から花粉を採取します。

残念ながら今はクライマックス以外咲いている花が少なく、採れた花粉も少しです。

晴れた日に何度か人工授粉を繰り返します。

 

クライマックスですが、「ブルーベリー大図鑑」で見ると、

果実サイズは中粒程度であるが、豊産性で粒状性がよく糖度も高い。

ラビットアイ系では、最も早生な品種とされている。

開発は、ジョージア大学ブライトウェル博士。

ジョージア大学は全米屈指のブルーベリー研究機関ですね。

自宅にあるブルーベリーでもティフブルー、オースチン、ブライトウェル、タイタン、オクラッカニー、スージーブルーがジョージア大学の育成品種です。