ブルーベリーは病害虫防除のために化学農薬を使用しなくても育てることができますとか無農薬で育てられますと書いてある本が多いので、病害虫は少ないのかというとあにはからんや結構痛い目に遭います。
先月フクベリーの福田俊さんの農場で夏剪定をした際はイラガの被害に遭いましたし、この前はコガネムシ幼虫にスパルタン接木苗の根を食べられました。
イラガ
イラガの被害ですが、シャツの上から腕を刺されたようでヒリヒリする強い痛みでした。
ガムテープがあれば患部をペタペタし付着した毒棘を取るのですが、テープはなく、すぐに流水で患部をよく洗いました。農園には福田さんがDIYで水道をひいています。
その後福田さんの奥さんがキンカンをかしてくれ塗り、シャツも替えました。
1、2時間はヒリヒリしましたが、その後うまく痛みも収まりました。
この時期イラガは葉にかたまっているものもありましたが、1匹づつあちこちに移動しているものも多く、こうなると捕殺はたいへんです。
ブライトウェルですが、2鉢にうどんこ病が発生しています。
まだ葉全体の1割以下で、実は放ってあるのですが。
ブライトウェルについたうどんこ病 鉢A
ブライトウェルについたうどんこ病 鉢B
庭木では、カシや生垣のマサキ、サルスベリ、花水木、バラなどでよく目にします。
カシについたうどんこ病
見た目が悪いんで、お客様に了解を取って速やかにトップジンMを散布しますが、今年おさまっても来年再発するなど完全になくすのは難しいです。
ブライトウェルに話は戻りますが、ブルーベリー全書で調べたところ、
症状は品種によって感受性が異なる。
この病気は果実収量に大きく影響することは少なく、特別な対策を講じられない場合が多い。
剪定で樹冠内部の空気の流れを改善することが重要。
気になる方は 住友化学園芸 ベニカマイルドスプレー がいいのでは。
ベニカマイルドスプレー
ブルーベリーでは、うどんこ病やアブラムシに効く(オーシャン貿易Online Shopでも有効との記述アリ)食品成分の殺虫殺菌剤です。
収穫前日まで何度でも使えるがキャッチフレーズで様々な野菜やハーブ、果樹などで使えます。
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