ダウンでは、この右肩の外転をできるだけ長くキープするようにします。
フェースターンの意識は持ちません。
右肩が内転すると左肩は外転しやすくなります。
下の画像のように、ハーフウェイダウンまで右肩の外転をキープすると、左肩が外転しにくくなり、左ひじが目標を指した形になります。
(プロの動画を見ても、インパクトで左ひじが少し曲がり、ターゲット方向を指している選手が多いですね)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141018/01/shirouto-craftman/dd/23/j/o0400029113101257053.jpg?caw=800)
右前腕は、外転(Supination)をキープしています。
このとき、スクェアやウィークグリップの場合は、フェースをスクェアに戻すために左腕の外転(Supination)と左手首のBowing(Palmar Flexion)を使っていきます。
(ストロンググリップの場合は、少しの外転(Supination)だけでスクェアに戻すことができます。)
ダウンで右腕を外転させながら降ろしてきて、腰のあたりから内転させてインパクトする・・・・このとき左前腕は外転させる・・・といった使い方は、ローリングリリースになります。
ローリングリリースは一般的にフェースの開閉を大きく使うことになり、プッシュしたり、逆にフックしたり・・・と、ミスが出やすくなると言われています。
トラックマンやフライトスコープでスウィングやショットを管理する場合、、ROC(Rate Of Closure)は非常に重要なファクターになりますので、SupinationとPronation、ExternalとInternal Rotationの使い分けによるリリースのスタイルには、今まで以上にこだわらなければなりません。