偏見的ゴルフクラブの考察

偏見的ゴルフクラブの考察

クラブとスウィングについて考える。


ファンクショナル・スイングプレーン(FSP)は、ミッド・ダウンスイング(MD)からミッド・フォロースルー(MF)までのヘッドの軌道から算出された平面のことです。



FSPは、アドレスした時のシャフトプレーンとは異なります。
ボールと右肘を結んだエルボーライン(黄色い線)に近似することが多いようです。
また、プレーヤーの身長や使用クラブによってプレーンの傾斜角度も変わってきます。

ヒデの身長と使用しているクラブを考慮すると、FSPの傾斜角度は56度くらいが予想される平均的な角度になります。
このときのエルボー・ラインの角度は約57度です。


動画は、プレーンボードを約56度にセットして、ハーフウェイバックからプレーンボードの角度に沿って右肘を上げて行く練習をしているところを撮影したものです。


右肘が、ほぼ黄色いライン上に沿って上がっているのが分かりますね。


バックスイングではヘッドをアウトサイドに上げていますが、MDからMFではFSPに戻っています。

MD ミッド・ダウンスイング


BI インパクト


MF ミッド・フォロースルー


プレーンボードに沿ってクラブを振る練習をしながら、FSPの方向とフェースアングルに注意することで、Dプレーンを感覚的に理解しやすくなります。

ファンクショナル・スイングプレーンというのは、デリバリー・ゾーンのクラブヘッドの動きから数学的に計算されたプレーンのことです。

私は、ファンクショナル・スイングプレーンを機能的スイングプレーンと直訳していますが、実践的なプレーン、または実用的なプレーンと考えると良いかと思います。



もう少し動画の編集が上手くなるように勉強しないといけませんな(^^;)
永井プロが教えている女子(レイナちゃん)の練習動画です。
アイアンのウェイトシフトに問題があるので、最下点の位置のバラツキが大きいという印象です。



あまり数字にこだわらなくても良いですが、動きのフィーリングを掴むための参考にしてください。