偏見的ゴルフクラブの考察 -2ページ目

偏見的ゴルフクラブの考察

クラブとスウィングについて考える。

ミッドハンド・リフトとというのは、アドレスの手の位置と比べた手の高さです。

 

左は、昨年の8月に撮影したAさんのスイングで、ハーフ・スウィングのイメージで振っています。

右は、先日プレーン・ボードの使い方を説明しながら撮影したスイングで、プレーンをイメージしたハーフ・スイング。

 

下に見える数字は、

左:骨盤の回転角度、

中:胸の回転角度、

右:アドレスから上に移動した手の距離(ミッドハンド・リフト、単位はインチ)です。

 

左のスイングでは、手がアドレスの位置より47.6インチほど上昇しています。

これは、ほとんどフルスイングの手の高さですね。

骨盤と胸の回転は、ハーフスイングに近いようです。

 

右のスイングでは、アドレスの位置より40.4インチほどの上昇です。

ほとんどハーフ・スイングの手の高さですね。

逆に骨盤と胸の回転は、ほぼフル・スイングに近いようです。

 

 

次はインパクトの比較です。

 

左のミッドハンド・リフトは、4.4インチ。

アドレスの手の位置より4.4インチほど上昇しており、赤く表示されています汗

 

右のミッドハンド・リフトは、1.5インチ。

アドレスの手の位置より1.5インチほどの上昇で、緑色で表示されていますうさぎのぬいぐるみ

 

インパクトで手が上昇するほど、手元はボール(飛球線)にむかって前に出て行きます。

左は、右に比べてインパクトで手がアドレスの手の位置よりかなり前に出ていますね。

 

プレーン・ボードをイメージすると、インパクトの手の位置が変化してくるのがわかりますね 。

この日は、プレーン・ボードを使ってリストの使い方を主に練習したのですが・・・・

ヘッドスピードが、短時間で2~3m/秒ほど上がりましたチューリップ

しばらく見ない間に、著しく落ちていたヘッドスピードが少し戻ってきたようです。

 

 

前回に続いてSさんのスイング動画です。
今回は、ドライバー編になります(^^;)

動画をみれば分かるように、リバース・スパイン・アングルが目立ちます。



あまりポジションの形にこだわる必要もないと思いますが、現状ではミスショットが出すぎているので、基本的なポジションと動きを再確認したほうが良いと思います。
昨年、佐久の練習場で知り合ったSさんが、わざわざ群馬まで練習に来てくれました(^^;)

スコア100を切るために頑張っているということですチューリップ

この動画を見て、自分のスイングを客観的に見てみると良いと思います。

まずは、8番アイアンの練習記録です。



バックスイングのスウェーが非常に大きいのが問題ですが、これを改善するには、いくつかの練習方法を試しながらやっていくと良いと思います。
また、ダフリを改善しようとして、最下点を前に持って行くような練習や、リリースを遅らせるような練習は、ボールが捕まらなくなってしまうので、しばらくは避けた方が良いかと思います。
基本をしっかり押さえてから取り組めばよいでしょう。
自分の持ち球やスイング特性とのマッチアップを考えながら、練習プログラムを作って貰うといいですねうさぎのぬいぐるみ

ドライバーについては、次回の記事で説明します。