9月4日戸塚で行われた「たちえりな✕服部みれい✕青峰隆コラボセミナー」に行ってきました。
このセミナーに行こうと思ったきっかけは、「まぁまぁマガジン
」のたちえりなさんのインタビュー記事を読んだからです。
私は幼少期からかなり長い間、ピアノを習っていました。
ただ、ピアノには酷いトラウマがあります。
周りにも割とそういう人は多いです。
昔のピアノの先生は厳しくて間違えると手を定規で叩かれたり、というようなことがあったそうでそれでトラウマになった人は多いです。
まあ、私はそこまでのことはなかったですが。先生は音大に行きながら教えてる人が多い教室だったので10人以上は代わったかと思います。
それでも「先生」という存在が今より権威的な怖い存在であったことは確かです。
親には毎日強制的に練習させられました。
なので、練習しなくてレッスンに行くということはなかったのですが、なんだかピアノの先生にはよく怒られた記憶があります。
そんなこんなで、「ちょっと上級の曲が弾ける」というレベルにはなりましたが、一度も弾きたくて弾いたことはありません_| ̄|○ il||li
でも、進路を考える時期になった時、「え?私が長くまともにやってきたことってピアノしかなくない?」ってなりました。
でも、それに気づいたときは時すでに遅しで、普通の大学に行ってたしその頃はそこまで練習してなかったし、で職業にするまでには至れませんでした。
その経験が「頑張ったのに何もなし得なかった」みたいな感じで残ってます。
また、時々「ピアノ弾いて」みたいなことを言われることはありますが、いつも肝心なところでミスタッチしたり「それくらいしか弾けないのか」とがっかりされることが多いです。
その後、大人になってピアノを再開したり(今はやってない)音楽と縁があることは多いですが、ずっと同じ辛い感じをどこかで味わってます。
そんな時に、たちえりなさんの「お豆奏法」というのを「まぁまぁマガジン」で知って、こういう風に弾いたらトラウマも解消されるのではないか!と思った次第です。
「お豆奏法」というのは私もまだ熟知したわけではないのですが、1音1音の響きを味わいながら弾いていく、ということです。
大体譜面をバーっと読んで、弾けるところまでガーッと弾き続ける事が多い。
みれいさんもおっしゃってましたが、そこに「自分」がいない。
鍵盤の7ミリの浅いところで十分音が出る、というのは衝撃でした。
私はどちらかといえばパワーでガンガン弾いてたので。
そして、大切なことはゆるんで弾くこと。
いつも緊張で手をブルブルさせて背中ガチガチになりながら弾いてたなあ。
まあ、そんなわけで是非ともこの「お豆奏法」のことやその奏法で弾かれたピアノを聞いてみたいと思った次第です。
区民センターの小さな1室。
いきなり、たちえりなさんのピアノ演奏で始まりました。楽譜もなくいや、ものすごい演奏。
そして、青の人の青峰隆さんの話から始まりました。
青峰さんは青が好きで「青を仕事にしよう」と思って生きてきた人です。
「は?」と思う人もいるかもしれませんが、経歴などを読むとそうとしか言いようがない。
会場には青い服を着てきた人も多かったです。
私はねー💦バッグは青だったんですよ。
青いスカート持ってたのになぁ。
でも、「好き」と思ったことで生きていける、って本当にそうだろうなあ。
でも、その「好き」は本当に純粋に「好き」でなければならない。
「世間底が良い」「お金が稼げる」「誰かに褒められる」「これしかできない」みたいなことでなく、純粋に「好き」ってこと。
それをやろうとすると周りにヤイヤイ言われたり、親が心配したり、ネットで批判されたりするからなかなかできない。
私の人生なんて「いかにほめられるか」「世間に認められるか」を考えすぎて、結局逆のことになってしまってばかりです。
なんか色々な情報を入れすぎて結局自分の純粋な気持ちが見つけられなくなっている、というか。
セミナーの話は全体を通して「緩む」「好きなことやる」ということに集約されていた、と言えばまとめすぎでしょうか。
みれいさんは「ピン芸人みたい」と言われてましたが、すごいテンションでキラキラしてて何時間あっても話を聞いていられそうでした。
今、時代が変わってピラミッド型の社会から、円の社会に変わってるのに、脳は「昭和」だからどんどん手放していかねばならない、など。
たちえりなさんの「お豆奏法」の具体的な方法などは別のセミナーで、とのこと。
主に生き方のお話などでした。子供の夏休みの宿題をやらない状態で学校に行かせる、など面白かったです。
お豆奏法で教えてる先生、近くにいらっしゃるのかしら。
ピアノ弾きたいなあ。
そう言えば「青好き」の青峰さんは「青信号」しか渡らない、と言われていたので、「帰り道、私もやってみよう」と思ったら、なんと私が普段使ってる道は信号自体無い!道ばかりでした。
なにかのお知らせかしら。