韓国ミュージカル「笑う男」(スクリーン)を観に行きました。

韓国ミュージカル5作品が順を追って映画上映されています。

最初の「エリザベート」を観てすごい衝撃を受け、これは全部見なければポーンと思っていたんですが。

「マリー・アントワネット」は観られなかったチーン

 

笑う男」は日本でも上演されたようですが、正直一番馴染みがないです。

全然曲とかも知らないし・・・入り込めるかしら・・・と思ってましたが、本当に観て良かった!

今、日本で上演されたら絶対観たいラブ

 

原作は「レ・ミゼラブル」のヴィクトル・ユゴー。

17世紀終盤のイングランド。

子供の売買組織によって口を裂かれた青年グウィンプレン(パク・ガンヒョンさん)が主人公、と聞いただけでなんか重そう・・・な印象ですが、ものすごく分かりやすく美しく描かれてました。

 

子供の頃、彼が雪の中で彷徨い歩いてる最中拾った赤ちゃん、盲目のデア(ミン・ギョンアさん)。

その2人をなりゆきで、貧しい男ウルシュスが面倒を見ることになります。

ウルシュス(ヤン・ジュンモさん)の作った見世物小屋?で二人は兄弟のように育ちます。

口の裂かれたグウィンプレンは大人気。

 

そこに貴族のジョシアナ公爵が訪れたことでグウィンプレンの運命は大きく変わります。

この公爵さんがパンチが効いてるというか・・・後にさらにパンチの効いた公爵と異母姉妹である女王陛下が出てきますが・・・

 

女優さんならヒロイン的な役割のデアよりも悪役?的な公爵の方を演じたいのではないかしらん。

貴族の見せかけだらけの世界にうんざりしていた彼女が、醜い「笑う男」として堂々と舞台に出るグウィンプレンに心惹かれます。

 

欲しいものは何でも手に入るマインドで力づくで物にしようとしますが逃げられ・・・

とにかく欲望に忠実で性格の悪い女ですが、なんか嫌いになれない、応援したくなるような感じはなんなんでしょうか。

グウィンプレンの方も逃げたものの、僕の顔を見ても好きになってくれた?みたいなことを言ってるし「大丈夫?」と思いましたが・・・

最後まで見ると、案外彼女の人間的な部分に惹かれたのかもしれない、などと思ったりして。

 

ここからネタバレ

 

国民の1パーセントしかいない貴族がこの国を支配している、高額な税金を貧しい庶民に課している。

他人事じゃあありませんね。

本当は貴族の出自だと分かったグウィンプレンが議員として議会で「貧しいものの犠牲に成り立っているこの国の真実」について訴えかけます。

その歌の迫力と言ったら・・・

 

しかし、貴族や女王陛下は彼を笑い、嘲笑し・・・

 

ただ一人、ジョシアナ公爵だけが彼の話に心を動かされます。

「本当に嘲笑われるべき人間は誰なのか」真実に気づきます。

この辺りの展開は胸熱でした。

 

どんなに笑われても、その人の「心からの言葉」というのは必ず誰かに届いているんですよ。

なんだか勇気をもらった気がします。

 

映画館のあるkino cinemaの向かいには「伊勢丹新宿店」があります。

「ジャムの妖精」と言われているクリスティーヌフェルベールさんのジャムを購入しました。