能登半島地震 派遣職員活動報告会 | 白鳥まさのりのブログ

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13日、能登半島地震に派遣した職員の活動報告会を行いました。

 

驚くほど大勢の皆さんの参加をいただきました。

今回、町職員だけではなく、議員、区長、防災士、町民の皆さんにも参加を呼びかけました。

災害に対する意識の高さを感じました。

 

 

〇今回の派遣職員の活動は次のとおりでした。

①物資輸送(内灘町)

②給水支援(七尾市)(2回)

③廃棄物処理(羽咋市)

④避難所運営(輪島市)

⑤被害家屋認定調査(羽咋市)

以上、「チームながの」の要請を受けるなどして、6班17人派遣。

 

 〇主な気づき。

 

・災害トイレの備蓄の必要性。

・受水槽への給水作業など安全な作業のための準備が必要。

・派遣などによる支援者が活動しやすい情報発信が必要。

・災害ゴミの受付、分別、搬出作業は自治体職員だけではできない。

・災害ゴミの仮置き場の確保が重要。広さ、舗装、大規模道路沿いなど。

・被害家屋の調査には、タブレット、専用ソフトを活用することが効率的。

 ・避難所の運営は自治体職員だけでなく避難者に担ってほしい。

・避難所のプライバシー確保が課題。

 

 

〇震災を受けて町が取り組むこと

 

・避難所の環境向上

 開設セット、トイレ、ベットなどの備蓄品の整備、避難所生活の支援サポーターの養成

 

・地域における対策

 地区防災計画の策定、避難所の開設マニュアルの整備

 

・防災意識の向上

 効果的な防災訓練、中学生の防災学習

 

 

※災害担当職員のまとめ。

町で出来ることには限りが。

物理的な自助は用意できるが、心の自助が出来るか。

災害に対する行動をするためのスイッチをどう押すかが課題。

 

各区の区長さんや町議員など80人の参加がありました。
いつ起きるかわからない災害への備えをお願いするものです。
 

 

派遣職員は災害対応への課題や問題点を持ち帰っています。
箕輪町での準備、対応に大いに参考にせねば。
なかでも、自治体からの情報発信、受援体制の整備、民間の力を借りたネットワークづくりなどは参考になりました。