2023年を振り返って➀ こども・子育て応援条例の制定。 | 白鳥まさのりのブログ

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いよいよ年末。2023年を振り返って。

まずは、12月箕輪町議会で成立した「こども・子育て応援条例」です。

 

 

条例制定には、立法事実、案文作成、関係者との調整など課題はつきものです。

今回は、子どもに関わる案件ということもあり関心も高く、町だけでなく関係者の皆さんの子どもの置かれている現状を一歩でも解決したいという思いが様々な論点を生んだものと思っています。

 

 

町の立場としては、次のような思いで条例制定を行いたいと考えてきました。

 

・これまで、少子化対策を重点課題にして支援策を強化してきたが十分な成果が上がらない。

出生数からみてそう言わざろうえない。

・キャッチコピーなどを作成、施策を周知してきたが限界か。

・子どもを取り巻く課題は、全国的なものだが、当町についても同様である。

・施策を一歩進めるうえで、理念的であっても子どもを産み育てることを全ての主体が応援する体制を作らねば。

 

 

条例制定過程では、

・アンケート調査、

・審議会での協議、

・町議会との調整、

・パブリックコメントなどを経て成案となりました。

 

 

意見、提案、疑義の中では、

・条例名をどうするか。

・こども基本法、こども大綱との関係をどう反映するか。

・こども権利条約の内容を入れるべきではないか。

・障がい、虐待、不登校などの課題への対応を明らかにすべき。

・居場所づくリを。

・保護者の対応について

・・・・

 

議会の中でも、一般質問、委員会審議を経て、成立の運びに。

至急、4月1日施行に向けて条例のPR、周知をしていきます。

 

1月からは、早速、「箕輪町こども計画」の策定に向けて動き出します。

計画策定とともに、出来ることから予算化をしてまいります。

 

(直ちにやること)

・子育て支援センターの充実

・こどもの居場所づくりの充実

・育休退園の廃止

・産後ケアの拡大

・こどもワークショップの開催

・不登校対策

・など

 

 

(感想)

担当課長に言わせると、「こんなに苦労した条例制定はなかった。」と。

今何をすべきかの判断の違いと、国の動きに影響された面が。

やるべきことをしっかりやることに変わりなし。

 

(子育て支援センター「いろはぽけっと」)