令和4年度がスタートしました。 | 白鳥まさのりのブログ

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4月1日、コロナ禍も3年目、令和4年度がスタート。

 

 

今年は、年度初めの式は、官庁も民間も対面式が復活したようです。

当町は、例年並みの方式で辞令交付を行いました。

今年も、新型コロナとともに歩んでいくことに。

苦しい時代だからこそ、役場の力を示さねば。

 

 

新採職員の7名にも辞令交付を行いました。

彼らが管理職になる20年、30年後はどうなっているのでしょうか。

人口減、縮小の時代にどんな行政サービスが展開されているか。

見当もつきません。

でも、頑張ってほしいな。

 

 

同日、新たに就任する小林久通教育長に人事通知書を交付しました。

小林教育長には、町の将来を担う子どもたちに対する学校教育のほか教育行政はもとより町政全般にわたり力を発揮してもらいたいと思います。

箕輪の特色でもあるICT教育、外国語教育、キャリア教育、ふるさと学習などに力を入れてほしい。

 

 

 

)(伊那CATVを借用)

 


)

〇年度初めの式・辞令交付式あいさつ原稿です。

 

令和4年度のスタートに当たり、職員の皆さんに一言、あいさつを申し上げます。

ただいま、それぞれの皆さんに人事通知書を交付いたしました。

令和4年、新しい年度を迎え、職員一人一人が、新たな気持で仕事に取り組んでいただくものと思います。

新型コロナ感染症への対応も2年を経過、なかなか収束が見えない中で、年度の区切りではありますが、晴れやかな気持ちになることはできません。

そうは言っても、1年の始まりです。私自身も気持ちを新たに、職員の皆さんにもお願いをしていかねばと思います。

新型コロナウイルスとの闘いは、本当に長い闘いとなりました。

1月以降のオミクロン株による「第6波」は、これまでにないスピードと規模で、全国を、また、県内の感染拡大をもたらし、当町にあっても、新規陽性者が確認され、依然として今週も感染者が散見されています。この間、ワクチン接種も3回目に取り組み、生活者や事業者支援策も講じてきました。学校や保育園での取り組みなどを含め、役場全体で対応してきたことに感謝を申し上げます。

引き続き、コロナ対策を続けていきますが、感染予防と裏腹に、町民の皆さんの不安感、行動抑制を溶きほぐしていくこと、町民の皆さんの不安や心配に寄り添い、大きな影響を受けた事業者、生活弱者など困難を抱える方々の思いを受け止めていく必要があります。

コロナ対策は、役場の力が試されていると思います。非常時にいかに行政を頼りしてもらえるか、満足感をもってもらえるか、そんな観点で取り組んでほしいと思います。

新型コロナは、過去のパンデミックの歴史を見ても、いずれ乗り越えることができると信じます。

第5次振興計画の後期計画の検討を通じて、新しい時代に向けたビジョンを示したところです。ゼロカーボンやデジタル化、ジェンダーレス、SDGs、地方回帰、UIターン、企業誘致など未来を見据えた取り組みに職員の力を結集していきたいと思います。

また、それらは、人口減少対策、少子化対策にも通じるものです。

その他にも、課題は目白押しですが、自信をもって町の施策や魅力を町内外にPRしながら、職員も町民も元気が出る、活力のある1年にしていきたいと思います。

 

さて、新規採用職員の皆さん、皆さんの入庁を心から歓迎し、一言、申し上げます。

可能性のあふれた若い皆さんと一緒に働けることをうれしく思います。

皆さんは、町役場の一員となりました。若干、不安もあるでしょうが、公務員として、町のため、世の中のためになる仕事がしたいと希望、期待にあふれているかと思います。

「公の仕事」は、地味な仕事、縁の下の仕事がほとんどですが、皆さんの責任感や、やる気が、町民の皆さんの暮らしを支え、将来に向かって町をより良くしていく、まさに、箕輪町を動かしていくことになります。

同じ公務員でも、国や県の職員は、直接住民の声を聴く機会が少ないわけですが、役場では、毎日、町民の皆さんと対話をすることになります。

箕輪町の中をとことん歩いて、自分の目で見て、町民の声を聞いてこの地域にどういう課題があるのかをつかんでほしいと思います。

そして今日から、新人とはいえ、一人前の仕事が与えられます。その仕事は、町内でほかに誰もやっていません。独占的で競争相手がいないのです。よく「役所仕事だから」と言われることがありますが、良くも悪くも町民に見られて評価されていくことになります。

終身雇用や年功序列はと言った人事システムがどうなっていくかわかりませんが、皆さんは、これから30年40年働くことになります。想像も出来ませんが、人口も減少して行政サービスがどうなっているか、人口増加を前提とした制度は立ちゆかなくなるかもしれませんが、行政は仕組みこそ違え厳然と存在しています。未来を見据えた職員であってほしいと思います。

また、いやでも、町職員は町の顔であり、誰よりも地域づくりのノウハウを持ってもらわねばいけません。職場の仲間との活動、地域での活動、消防団やその他のボランティア活動など、いかに地域に出ていくことができるか、それらは、当たり前のことですし、役場の存在意義を高めることにもつながります。皆さんは、単なるサラリーマンではないと思ってください。

スタートダッシュはいりませんので、まずは慣れることから始めましょう。

以上申し上げました。

役場職員全体で力を合わせて、町政運営に取り組んでいきます。

全ての職員の皆さんがそれぞれのポストで全力を尽くしていただくことをお願いして挨拶とさせていただきます。