新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍首相は7日、改正特措法に基づく「緊急事態宣言」を発しました。
感染が全国的に蔓延、国民生活や経済に甚大な被害を及ぼす段階に入ったと判断、東京都など7都県が対象地域に。
宣言の効力は、5月6日までの1か月間。
(毎日新聞より)
また、昨日の伊那保健所管内で確認された感染者は、信大生である旨を大学が発表。
併せて、同生徒が塩尻で2日間アルバイトを勤務をしていたことも明らかになり、感染経路、濃厚接触者の調査が待たれます。
このことで、上伊那地域の緊迫感が急激に上がりました。
こうした中で、箕輪町では、7日、対策本部会議を開催、今後の対応を協議しました。
(伊那CATVより)
国の動向、地域の現状をふまえ、公共施設の休館などを次のとおりとします。
ながたの湯 4月8日~21日休館
ながた荘 〃
郷土博物館 当分の間休館
図書館 予約による貸し出しのみ。
みのあ~る 当分利用休止
多くの公共施設は、休止等をしていましたのでこれまでどおり。
役場の窓口、会議なども3蜜を意識して対応することになります。
また、区長会で区や常会のイベント、行事にもお願いをしました。
多くの町民の皆さんにご迷惑をかけることなりますが、ご理解、ご協力をお願いします。
緊急事態宣言を前に阿部守一長野県知事から「お願い」メッセージが出されました。
「緊急事態宣言が行われても県内の状況が大きく変わるわけではなく、これまでどおり基本的な感染症対策をお願いしたい。」
「患者の感染源のほとんどが県外である状況を踏まえれば、とりわけ緊急事態宣言が行われる地域との往来を控えてもらいたい。」
「緊急事態宣言が発令される地域の人も長野県との往来を控えてほしい。また、そうした地域に子どもなどがいる県民の方もいると思うが、感染拡大を防止しようという状況を十分理解してもらった上で、連絡をとりあい、できるだけ国や自治体の要請を踏まえて自宅に待機していただきたい。」
(感想)
県内の感染例14人は、5人目の松本市の例を除き、県外で感染したか、県外で感染した人から感染したと推定されていることからみると、町としても、関東圏など都市圏との往来を控えてほしいと思います。
ウイルスが動いてしまいますから。
自分が感染しているかもしれないと想定し、感染を広げない行動が求められます。
「東京脱出」とか、「疎開」、「緊急避難」と言われるような移動は自粛してほしいもの。
それにしても、コロナの経済的影響は大変なものです。
町での対応には限界があります。
国の経済対策の本格実施が待たれます。

