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先日、姉妹友好都市の愛知県幸田町の小中学生にりんごを贈呈しました。

 

 

箕輪町は、9月に愛知県幸田町と姉妹友好都市協定を締結しました。

今回、町から町長、議長、教育長らが幸田町を訪問。

幸田中学校の体育館で生徒代表にりんごを贈呈しました。

 

幸田町には、小学校が6校、中学校が3校、4800人の児童生徒がいます。

一人一個ですが、おうちに持ち帰り、箕輪のことを話しながら食べてくれると嬉しいです。

 

贈呈式には、幸田町の成瀬町長も出席。

姉妹都市になった経過などを中学生に説明しました。

交流のきっかけが幸田中学校の農作業体験であることの紹介もありました。

 

美味しいりんごです。

 

中学生が御礼のあいさつ。
 

幸田中全校生徒による「ふるさと」の合唱を披露。

 

 

箕輪町議会の12月定例会が始まりました。

 

早いもので師走。12月定例会です。

今議会は、新設条例案もあり、人件費も含めた補正予算案の審議も予定されます。

 

条例案では、昨年から試行を行ってきた「こども誰でも通園制度」が正式に制度化されます。

保育士の確保、利用料、一時預かり制度との関係などを整理していく必要を感じています。

国の総合経済対策、補正予算案の審議が始まる中、議会からの提案もいただきたいと思います。

 

 

(12月定例会召集のあいさつは以下のとおり) 

本日は、令和7年12月箕輪町議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては、ご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。一言、ご挨拶を申し上げます。

国の月例経済報告などでは、日本経済の先行きについて、雇用や所得環境の改善や各種政策の効果などにより、緩やかな改善があるものの、米国の通商政策の影響や物価の上昇の継続が個人消費に影響を及ぼし、景気の下振れを下押しするリスクになっているとされています。現在、これらの状況や町の財政状況をふまえ、令和8年度の予算編成作業が始まっております。また、国において、総合経済対策、補正予算案の審議も始まっており、それらの状況をふまえ、必要な支援に向けた対応策を早期に検討してまいります。

さて、9月定例会以降の状況について申し上げます。

まず、今年度は、箕輪町発足70周年の節目の年、1年間にわたり、「つなぐ えがく みのわの未来」を記念テーマに、各事業を実施してまいりましが、ほぼ事業を終えつつあります。

みのわの開催などを行ったところでございます。また、各区においても趣向を凝らした取組みを行っていただいております。引き続き、冠事業を実施するほか、未来へのタイムカプセルを封印し、記念事業を終えてまいります。inさる9月20日には、メイン行事であります「記念式典」を執り行いました。式典では、記念功労者表彰、小中学生による「未来へのメッセージ」の発表、沢出身のふるさと大使、桜美林学園理事長、大槻達也さんの記念講演などが行われ、先人の皆さまの足跡を振り返るとともに、未来に向けた想いを新たにしたところであります。そのほか、記念事業では、フォトモザイクアートの展示、駒澤大学、大八木弘明陸上部総監督の特別記念講演会、スカイランタンinみのわの開催などを行ったところでございます。また、各区においても趣向を凝らした取組みを行っていただいております。引き続き、冠事業を実施するほか、未来へのタイムカプセルを封印し、記念事業を終えてまいります。

また、かねて、災害時の相互応援協定を締結、各分野の交流事業を行ってまいりました、愛知県幸田町と「姉妹都市協定」を締結しました。人口や財政規模は異なるものの、産業構造など類似点も多い両町であります。防災面での支援体制の確立、観光や物産交流などのほか、産業や教育などの連携、交流を深めてまいります。

締結後、早速、町内一周駅伝への参加や町内の保育園、小中学校への特産野菜である「ナス」を寄贈いただき学校給食で使用しました。また。町内小学校の社会見学で幸田町の大規模工場の視察見学が実現したほか、町から幸田町の小中学校へリンゴの贈呈を行いました。

また、箕輪ダム、「もみじ湖紅葉祭り」は、11月16日まで期間を延長、受け入れ態勢を執りました。期間中、速報値でありますが、6万4千人の来場者があった旨を発表しました。シーズン中、大きな事故もなく終了となりましたが、今後、来場者の属性、地域への経済波及効果などを分析検討、次年度へ活かしてまいります。

教育分野につきましては、小中学校の将来ビジョンを検討する「小中学校将来像検討審議会」の開催を行っているほか、中学生が企画運営する「キャリア教育フォーラム」を開催するなど、子ども主役の学校づくりの取組が進んでおります。

また、先月25日、町では、「箕輪町交通事故多発警報」を発令しました。11月に入り、1件の死亡事故を含め、75歳以上の高齢者が関係する重大事故が発生していることから、警報を発令し、特に高齢者に対して注意を呼びかけています。

さて、今臨時会に提案いたします付議事件は17件、うち、条例案件が8件、予算案件が5件、などでございます。

条例案件では、産業団地造成事業の特別会計設置、また、いわゆるこども誰でも通園制度の整備に関する条例の審議をお願いします。

予算案では、みのわテラスの道の駅整備に向けた設計業務や8月の豪雨災害による整備工事などを計上いたしました。

よろしくご審議をいただき、ご承認賜りますようお願い申し上げましてあいさつとさせていただきます。

(報告が遅れました)

 

先日、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)のあり方を考えるシンポジウム(長野県が主催)が地域交流センターでありました。

 

 

今回の講演会は、県がすすめる「地域共生型ソーラーシェアリングの普及促進事業」の一環。

箕輪町と茅野市がモデル市町村に選定され、シンポジウムが開催されました。

こうした講演会には参加する方は少ないのではないかと心配しましたが、ハズレました。

農家、農業委員、発電事業者、行政関係者など100人の参加がありました。

 

 

私たちの町にとって、太陽光発電は唯一といってよい創電資源。

住宅や工場の屋根への設置は問題なしも、土地への設置、野立て、特に農地となると別。

農業をを行いつつの「営農型」には、とりわけ様々な意見も。

そうした中でこそ、先行事例を学び、考える機会になればと。

 

まずは、取組み状況などを情報として提供し、考える材料に。

ファシリテーターには、法政大学の茅野恒秀教授。

茅野教授が信毎連載されているレポート(11月16日付)。

 

 

(情報提供:講演会&シンポ)

〇箕輪町のゼロカーボンの取組み(箕輪町ゼロカーボン室 川合昭室長)

〇箕輪町の農業の現状など(箕輪町みどりの戦略課 潮田考則係長)

〇千葉県匝瑳市での取組み(市民エネルギーちば㈱ 椿茂雄会長)

〇ソーラーシェアの動向など(NPO環境エネルギー政策研 飯田哲也所長)

パネルディスカッション講師として

〇茅野市で実践者(兼業農家 帶川恵輔)

〇上田市で実践者(㈱合原有機農園 合原亮一代表)

 

(箕輪町の立ち位置:講演等の中で)

〇箕輪町のゼロカーボンの取組み、農業の現状や今後のあり方を示した。

持続可能な田園工業の町として、地域産業や農業経営基盤の強化を目指す中でソーラーシェアリングを位置づけていること。農業者や地域の理解を得たうえでの模索が必要。

・農業面では、農業者の高齢化が急加速し、担い手が大幅に減少することからその対策の一つとしてソーラーシェアリングを明示。

10年後は、働き手の6割強が80歳を超える。

リタイアしたら、今より7割減を予測。

儲かる農業の一つとして提案。

 

 

〇実践者からは、

匝瑳市の椿会長の農業と自然を守りながら地域を活性化する手段としてソーラーシェアリングに取り組む姿勢に説得力を感じました。安定した農業が実現へ。

・耕作放棄地への設置

・引き受け手のない余剰地への設置

・畑の耕作者と連携して設置

・大型農機があたらない設計の実践

 

 

(感想)

今回の情報提供などでは、先進事例を説明された。

現在は、野立てについては、メガソーラー問題など逆風が吹いています。

営農型については、農業が実際できるのか、優良農地の転用目的になっているなどの批判も。

 

今回大勢の皆さんに考える材料を示すことができました。

農業とゼロカーボン、地域振興などの観点で検討をしていく必要を感じたところ。

 

 

 

 

29日、浜松市庄内地区で「協働センター祭り」が開かれました。

 

 

箕輪町と長く地域間交流を進める浜松市庄内地区。

(今回、友好交流推進協定の30周年記念式典も行われました。後日報告します。)

 

庄内地区は、温泉地、舘山寺温泉の地元。

浜松市の西部、浜名湖近く、フラワーパークなどがあります。人口も9千人の地域。

 

 

今年の協働センター祭りは、例年の2月開催から11月開催に変更。

りんごのトップシーズンに変更とか。うれしい限り。

協働センター祭りは、秋の収穫祭、文化祭でもあります。

 
終日、大人、子どもが参加するお祭りです。
箕輪町からは、りんご贈呈、物産展、お菓子投げなどに参加しました。
皆さんに喜んでいただき、親しくお話ができ、楽しい一日となりました。

祭り開催中、ステージでは学校やサークルの歌や演奏、空手などが行われていました。
写真は、舘山寺こども園の園児がダンスや歌を披露。
 
 
お祭りのオープニング行事として箕輪町から庄内の園児、児童、生徒にりんごをプレゼントしました。
町からは、町長、議長、議員、教育長、観光協会長からそれぞれ贈呈しました。
ちょっと重そうでしたが、みんな喜んでくれました。
お家へ帰って箕輪の話をしながら食べてくれると嬉しいな。

小林教育長から庄内小学校の児童にりんごのプレゼント。
 

釜屋観光協会長から庄内中学校の生徒へプレゼント。
 

保護者の皆さんも喜んでくれたかな。
 

直売コーナーでは、箕輪町の物産展‼
野良っ娘の会の皆さんが、りんご、なしを販売。豚汁の振る舞いも。
コンテナで30数個のりんごを完売!
(ご協力ありがとうございました。)
 

庄内の皆さんからは、「美味しい。蜜がいっぱい。シャキシャキ感がいい。」と絶賛。
さすがに箕輪のりんごです。
 

展示コーナーには、園児や児童の力作や生け花、絵が飾られました。
 

館内には、箕輪町の資料やチラシがいっぱい。ありがたいことです。
9月に行われた町内一周駅伝(6位)の記録も。
 

箕輪町交流協会の皆さんもお客様を出迎え。
 

 

コーヒー、美味でした。
 
大勢の中学生ボランティアが祭りの運営に参加!
 

協働センター(支所+公民館)の運営を行っているNPO法人プラット庄内の受付。

会長はふるさと大使の井上誠さん。

 

ガーベラ農園で花摘み放題。
 

 

先日、千葉県神崎町でスマート農業技術のモデル事業を視察してきました。

 

 

今回の視察は、上伊那土地改良推進協議会による研修視察。

上伊那管内の土地改良区が参加する団体で、視察には各理事長さんなどが参加されました。

 

視察先の千葉県神崎町は、千葉県の北部に位置する発酵の町。

人口は千葉県最少、平坦な水田が広がり農業が主体も、成田市への3割が通勤される。

 

視察では、神崎町役場で町内の耕地107haを対象にした大規模区画整理事業について説明を受けました。

水田の段差がほとんどない低湿地帯を嵩上げ、用水路を整備した事業。

整備により大区画圃場となり、29枚の1ha以上の区画が出来、最大は、1.8ha。

 

この地域に、町と農事組合法人「神崎東部」がスマート農業技術を導入。

農水省の「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」の支援を受け実施しているもの。

 

神崎町役場で役場の石橋正彦まちづくり課長、(農)神崎東部の石橋一博代表理事などから説明を受けました。
 

農事組合法人 「神崎東部」
大区画化された整備事業を契機に組合を発足。
現在、水稲73ha、小麦・大豆31ha、計105haを経営。
構成員は、正規、臨時を含め8名。
経営は、2年3作型のブロックローテーション。
(稲→麦→大豆→稲・・・)
 
水稲の省力化として、高密植播種、鉄コーティング直播、乾田直播などを取り入れている。
10年ほど前から、スマート農業機械を導入、営農管理システム「KSAS」を導入。
(主な導入技術)
・自動運転トラクター
・オートステア装置
・GPS連動直線キープ田植機
・遠隔水管理システム
・農業用マルチローター
・食味・収量メッシュマップコンバイン
・汎用ロボットコンバイン
・KSAS乾燥システム
 
 
説明では、大区画ならではの効率化も。
例えば、
・無人走行や無人操作を有人操作と組み合せることでトラクターを2台同時走行させて作業を効率化。
・オートステア装置による播種、施肥、耕運作業が効率化、精密化。
・GPS連動直線キープ田植機作業労力の低減、作業ムラの解消。

 

 

 
 

 

乾田直播の圃場。稲間が短い、分けつが少ない。技術向上で収量は変わらない。
 

刈入れ直前の大豆畑。
 

 
(感想)
若手の社員からもスマート農業の魅力を聴くことができました。
上伊那、中山間地に適する農作業像が必要。
上伊那地域へ直ちに導入できないものの、経験が浅くとも意欲ある若い世代が農業参入をしてることなど、次世代農業にとっていいきっかけになっている。