先日、上伊那広域連合の研修視察が行われ、8市町村長が静岡県裾野市、神奈川県真鶴町、小田原市の施設等を訪問してきました。
◆視察先
〇裾野市 一般廃棄物最終処分場
〇真鶴町 真鶴町役場
・真鶴町の「美の基準」の取組
・教育改革の構想と今後の遠望
〇小田原市 アーバンデザインセンター小田原の取組み
最終処分場については、
昨年度もクローズ型の福井県敦賀市の処分場を視察、今回は、裾野市のオープン型の施設を見ることに。
上伊那には、箕輪町八乙女に最終処分場がありますが、将来を見据えた内部検討が始まっています。
この問題は、候補地選定から長い期間の検討が必要となります。
先行事例などを視察し、検討資料にしてまいります。
裾野市の施設は、市の単独運営で、富士山のすそのにあって集落から離れた立地でした。
元々、窪地であったところに40年ほど前から計画、第1期分は平成29年に埋め立てが終了し、現在は第2期分が稼働しています。
施設概要のほか、地域との合意形成や施設の維持管理、修繕経費、管理上の課題などをお聞きしてきました。
(施設概要)
・設置主体 裾野市
・総面積 4万8000㎡
・埋立面積 7900㎡
・埋立容量 4万4000㎥
・埋立年数 15年(現在の埋立率33%)

村田悠市長が挨拶に来てくださいました。


奥に見える緑の部分が第1期分。
豪雨時の雨水流入などに課題があるようです。

浸出水処理施設
真鶴町では、少子化により1学年20人程度の子ども。
そうした状況を受け、義務教育学校を検討。
本年4月に軽井沢の風越学園校長であった岩瀬直樹さんが教育長に就任、新たに共創室を設置し動き出しています。
共創室の大作光子室長から真鶴町の教育ビジョン、ソフト面、ハード面の取組みを学びました。
今年度策定した教育ビジョン。
当町の教育と大きな違いを感じる部分はありませんでしたが、地域の関り、教員の理解などへの取組みが重要かと。
また、真鶴町には、町のまち並みを守り続けている町独自の取組み「美の基準」があります。
これは、町の生活風景を守り継ぐために条例などで数値基準などを定めて規制するのではなく、8つの原則、69のキーワードを定め、それを共通ルール、共通言語として尊重している。
案件ごとに住民が検討、話し合う時間のかかる取り組みとも言えます。
こうした手法が根付いていて、守られ続けていることに驚き。民度か。
小田原のUDCODの取組について
UDCとは、アーバンデザインセンターの略称。
全国に33のUDCが設立されています。
今回、小田原市で2023年に設立されたUDCODを視察しました。
公・民・学が連携して都市デザインの視点による新たなまちづくりを推進する組織。
都市空間の活用、地域資源を活かしていくための調査研究、実践活動を行っている。
活動拠点の「サーマルガレージ」
小田原城のお堀沿いにある旧ハーローワークのガレージを活用している。


UDCODセンター長の杉本洋文氏(元東海大学教授)。
