ひかりの子 | 星にねがいを(by.ふーちゃん)

星にねがいを(by.ふーちゃん)

母が統合失調症。
子育て中。
子どもの幸せを日々願う。
私ももう少し楽に生きたい。

息子が熱で、またもや仕事を休んだ。


なぜ働くのか。


保育園は働いてないと預けれないから。

私は預けられたかったから。


息子が望んでない。

私が欲しかったものを子どもに与える。


私の母親は育児ができなかった。

出来ないことを認められなかったのか、子ども4人を放置した。

私は、私は。子ども時代をどう過ごした記憶がない。

ただ、育てられたかった、大人に育てられたかった。その想いだけが残った。


私は、今。今。

母親の苦しみがまだわたしを。

子どもを、こんなわたしが一人で育ててはいけない。

その呪縛が支配する。


子どもを保育園に入れたい。

そのために働きに出た。

夫も義母も反対。

何度も戦い、戦い抜いて息子を保育園に入れた。


娘も息子も病気がち。

息子は命に関わる後遺症を残した。

全てはわたしの呪いのせい。


子どもたちが唄う

「わたしはひかりのこ」


わたしは子どもたちに教わった


この一瞬を輝かすこと


過去も未来も考えてはいけない


私たちは今しか生きられない


今を、今を生きよ


子どもにとってのベストを考え


私の人生を見て


私はわたしでしかない


この世に痛い存在でもなく、キモい存在でもなく、人の病原菌でもなく、

私はわたしとしてしか生きられない


私はあのひかりの子と、今一瞬を輝いて生きたい






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