客観的に見せてくれてありがとう! | 星にねがいを(by.ふーちゃん)

星にねがいを(by.ふーちゃん)

母が統合失調症。
子育て中。
子どもの幸せを日々願う。
私ももう少し楽に生きたい。

帰りも同じバス停だからRと会う。

Rが「Sちゃんがここに来ることになってるの、申し訳なくて。」と、そわそわ。今か今かとSちゃんが来る方を見てそわそわ。

ようは、幼稚園関係の渡すものをこのバス停で待ち合わせして渡す予定。Sちゃんのところが、先にバスがくるので子どもと自転車でここまで来て物を受け取る。今は各グループ衣装作りで色々なところでみんな渡し合っている。私も昨日、幼稚園に直接お迎えにして、受け取ったりしていた。

Sちゃんが来て無事にRから受け取っていた。
お互いに「あのとき、私が持って帰ってれば良かったね、ごめんね。」「あのとき、私が持って帰ったから、ごめんね。」

そして、物を渡したRが物と一緒にお菓子を渡した。「わざわざ来てもらって申し訳ないから。」
S「いらない、受け取れない。これだけのことで、受け取れない。私の気持ちが困る。」
R「でも、申し訳なくって。大したものじゃないから。お願い受け取って。」
同じやり取りを20回はしただろうか。
最後はSちゃん受け取らず、Rはお菓子を渡せず。

お菓子は恐らくスーパーで自分の子どもたちのために買ったお菓子な感じ。
この日のためにとか、Sちゃんのためにとか、すごく美味しくて知って欲しくてとかじゃなくて、ほんとうに感謝してて。とかではない。
無かったことにしたいのだ。自分からしたら、持って帰ってしまったという失敗を。
自分からしたら、わざわざここまで来させたという迷惑を。
そのために、相手に数百円のお菓子を渡すのだ。自分の罪悪感と共に。

私はそれをいつもいつもRからされてて、本当に嫌で、断っても断っても渡されて。受け取らないと最終的にはドアノブにかけてあったり。

今日の2人のやり取りを見ていて、あーやっぱりRのこれは嫌だわ。
Sちゃんはちゃんと断っててえらい。私もこれでいいのだな。
そして、断りきれずに受け取ってしまって嫌な気分になるのも、これ普通だわ私。嫌だもん、どう見ても、このやり取り。


目の前で客観的に見せてもらって、私のこのストレスはとてもシンプルなんだと知った。

受け取りたくないものは断っていい。
万が一、断りきれなくて受け取ったとしても、嫌な気分になることは何も悪いことではないし、嫌な気分になることは変なことではない、ごく同然の感情だ。この嫌な気分をポイっと捨ててしまってもいい。

とても、簡単なことだったのだ。
こんなにも囚われることはなかったのだ。
私の人生にこんなにも深く入らせる必要は全くない、本当に取るに足りない、とてもちっぽけな、とてもしょうもないことだったのだ。