日本人の平均年齢推移 | 経営スペシャリスト望月亮秀の経営サポートブログ

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おはようございます。 


昨日の夜はバスで帰りながら、 

iPad2でプレゼンを作っていました。

普段は通勤中にTwitterやfacebookをするのですが、

仕事をするとつい忘れてしまいますね。


今日は、データで考える 「日本人の平均年齢推移」

・1960年………28.5歳  

・1970年………30.5歳  

・1980年………33.5歳  

・1990年………37.0歳  

・2000年………41.5歳  

・2005年………43.1歳  

・2009年………44.3歳  

・2020年………48.0歳(予測)  

・2030年………51.2歳(予測)

:国立社会保障・人口問題研究所


「国民3人で高齢者1人を支える」

とか 

「国民100人に29人は高齢者だよ」 

などの事実があります。


ちょっと気になって、

平均年齢の推移を調べてみました。


日本の景気を考える際に、 

20代や30代前半は

 「イケイケ」で頑張れるので、 

高度経済成長を乗り切ったのではないか。


しかし、 

30代後半から40代になり、 

攻めよりも守りに入ったのではなかろうか。


50年で平均年齢が15歳年をとっている。


正常な状態では、

平均年齢が大きく動かないことから考えると、

ぞっとする。


この傾向が続くようなら、 

50代になって、

新たな方面への進出を考えられなくなって、 

更に景気の停滞を招くことにならないだろうか。


日本人の平均年齢推移(補足)2015-6-15

 

数字データで考えることは大事だ。

 

数字は嘘をつかない。

 

経営には数字がつきもので、

その数字を理解していなければ、

その数字をできるだけ早く手に入れなければ、

経営は困難さを増していく。

 

 

さて、

以前調べた

「日本人の平均年齢推移」について、

日本の統計2015が出たので、

その数字を更に追加してみた。

 

・1960年………28.5歳  

 

・1970年………30.5歳  

 

・1980年………33.5歳  

 

・1990年………37.0歳  

 

・2000年………41.5歳  

 

・2005年………43.1歳  

 

・2009年………44.3歳  

 

(国立社会保障・人口問題研究所から計算)

 

・2015年………45.3歳

 

(総務省統計局発表から計算)

 

 

1960年代、70年代に

「高度経済成長」ができたのは、

日本人の平均年齢が若かったからとも言える。

 

実際には「高度経済成長」は、

生産年齢人口が

20年で5000万人から7000万人まで

2000万人も増えたから、

人が増えればGDPも増えるというカラクリで

証明することができる。

 

ただ、

若いパワーが

それを後押ししたのは間違いない。

 

当時の日本は、

ちょっと前の中国と同じで、

安い製品を大量生産して輸出する

という戦略だった。

 

今の中国と違うのは、

当時の日本では

教育がしっかりと施されたため、

その後のイノベーションが発揮され、

ソニーやホンダが成長できたことだ。

 

 

今の日本は、おんとし45歳。

 

守りに入るのももちろん当然だ。

 

だが、それでは先はない。

 

 

総務省統計局の見込みでは、

2030年には

9人に1人の子ども、

9人に5人の大人(15~64歳)、

9人に3人の高齢者、

子ども12%・大人55%・高齢者33%

になる。

 

5人で3人を支える社会。

 

ほぼ肩車状態まで近付く。

 

 

ちなみに、

1965年では、

16人に4人の子ども、

16人に11人の大人(15~64歳)、

16人に1人の高齢者、

子ども25%・大人68%・高齢者7%

だった。

 

 

さあ、日本の再興を考えなければいけない。

 

最高の日本は、まだこれから先にあるはずだ。