最初は,影介しかいなかったが,時間がたつにつれ生徒が現れた。
ジジジジジ,ジジジ放送だ。
「全員そろいましたね。では,ルール説明を行います。今回のゲーム内容は,ターゲットブレイクです。」
「なんだそれ!!」
「ふざけんな!!」
「早く元の世界に戻せ!!」
様々な声が飛んだ。
「ターゲットブレイクとは,シンプルに学校の代表,つまりターゲットを1人ランダムに決め,行うゲームです。そして,ターゲットを倒された(ブレイク)された学校の負けです。」
「学校VS学校の殺し合いか。」
忍は言った。そして,舌打ちをして指輪を見た。
「負けた場合,負けサイドの学校で10人メンバーを決めます。そして,大型の魔獣と戦ってもらいます。その魔獣と戦って勝つことが出来れば何も取らず,現実の世界へ返します。しかし,負けた場合,戦った10人は魔獣と戦って負った傷と長所を1つ取らしていただきます。そして,残りの20人は戦いの成果で決めます。」
この放送を聞き空気が凍りついた。
「倒した人の数で決めます。1~10位までは能力を1つ。11~20位までが長所を1つ。21~26位までが長所2つ。27~30位が「「死」」です。ではがんばってください。」
生徒が狂ったかのように叫びだした。
「27位~30位が死だなんて・・・・。」
影介と忍が言った。聖真は魂が抜けたように硬直している。
「では,ターゲットを決めてください。」
悲劇の幕開けだった。
