覚悟を決めなければならなくなりました。


子宮筋腫の手術です。


1月の定期検診時に「更年期の気配がまるでない」の診断でしたが、12月から生理のバラツキは始まってました。


ただの不順は、いくら更年期ゼロでも生き物としての正しい変化と受け入れていたのですが、検診後から怒涛の大量出血が2ヵ月続いていたんです。


もう、生理なんだか不正出血なんだかわからない。

たまに治まる日が3日くらいあって、またすぐに始まる。


休日出勤や残業でハードだったからかな、ポンコツ上司達のストレスもひどかったしな。

婦人科系が弱いわけではないけれど、若い頃に月経過多や生理が止まらないは何度か経験しています。

単純に、短大の卒業制作で睡眠削ったハードモード、ストレスの時もありましたからね。どちらも大敵なのは知ってる。

今はさらに子宮筋腫が悪さして、出血量は増える傾向持ってるし。


そんな中で、激務はもちろん、遊んだり出張旅行をこなしていたわけです。


現役(言い方合ってるかはさておき)でも、症状って本当に人によって千差万別、なんでもアリですよね。

下痢する人と便秘する人、食欲が増す人と減る人、落ち込む人とイライラする人、どちらも存在しますから。


周りの同年代や、過去に職場が一緒だったお姉様方の経験談から、周期の乱れや大量出血に見舞われた人、スルリと閉経を迎えた人、様々。

それを知っていたので、気にしすぎないようにしていました。


が。

さすがに2ヵ月も続いたら、せっかく回復した貧血、ぶり返すよ?

失血死しそうなくらいの勢いだし、まだ体調は悪くはないけれど、出張帰りの翌日、夜間診療で受診しました。


主治医からは、「夜間だとできない検査もあるから、すぐに改めて平日に来てほしい。結果次第では即入院だから。」

あ、なかなかに緊急事態、深刻だったのね。

夜間だと、血液検査の項目でホルモンとか、一部できないのがあるんですって。


手術か、薬か。

治療について、具体的な話も始まりました。


薬は副作用が強く、使える期間も半年の縛りがある。

特に抑うつが強く出るから、私のように元からメンタルに不安のある人には勧められない。

うんうん、数年かかって今ようやく寛解だから、私もそれは避けたい。


手術であっても、先に前処置として薬で筋腫を小さくするのに数ヶ月かかる。

最短でも7月手術。プラス、入院前後含めて3週間必要。


うーん、どの方法をとっても、メリットデメリットはあるわけで。

手術も、筋腫だけを取るのか、子宮摘出かで大きく変わるしね。


そして、体が最優先ではあるけれど、4月から2名減の3名体制の我が部署。

7月の繁忙期、3週間の欠勤はイタイ。

術後、経過が良好とも限らないし、やっぱり手術って体にはなにかしらの影響、避けられないでしょうから。


主治医には以前から、手術するなら閑散期の春って話はしていましたが、そうは言ってられないところまで来ちゃったか。


とりあえず、腹腔鏡外来へチェンジして、主治医以外の先生で至急検査をするよう、翌朝に予約してもらえました。3月激務の振替休日。


結果。


貧血、まさかの、なし。

マジですかーい笑。

今は鉄剤も減らしてんのよ?

(これで即日入院は回避)


更年期、ゼロ。

「卵巣、活発に動いてますから、まだまだ閉経しませんね。だから、症状も年単位で続いてしまうと思います。」

年齢のわりに若く見られるのは、このせいもあるのかなぁ。

でも、今の症状をあと数年、さすがに体が持ちこたえられないだろうから、やはり手術かねぇ?の見立てです。


次はMRIの結果で、具体的な治療方針を固めていくことになりました。

MRI、かかりつけ医では設備がなく、連携している検査センターへ行きますが、これまた看護師さんが予約のTELを入れたタイミングで、月曜午前にキャンセルが出たばかりで、スルッと。

検査後の主治医予約も、月内で取れました。

運がいいね。


ちょうど夜間受診のあたりから、出血もおさまってはきています。ホッとしたからかな。


かかりつけ医は、腹腔鏡手術を売りにしている病院でした。(知らなかったよ)

だから、腹腔鏡専門チームの科があるのね。

主治医は一般の婦人科と、こちらのチームを兼任しています。


手術した方が、長く副作用に悩まされるよりは楽そうですが、やはり体にメスを入れるのは怖いですよ。


後遺症はもちろん、きっと術前とまったく同じではないと思います。

命を優先するから仕方ないのに、急に老け込んだりの恐怖を感じている自分の馬鹿馬鹿しさに情けなくなったり。


女優の鈴木砂羽さんが、同年代で、似たような症状で手術に踏み切ったのを知っていたので、記事を探して励まされてみたり。



手術のことは、頼りにならないいとこには伝えるつもりはありません。

当然、元家族にも。

(って、保証人ナシ入院、できるのかな。ソーシャルワーカーさんに相談だ。)


お友達には、別の意味で言いにくいかな。

後から話して、「なんで知らせないのよっ!」と怒られそうですが、騒ぎたてたくない。

なので、ここでは吐き出させてください。


上司には、スケジュールの作戦をたてる都合上、術前術後の不調時に対応してもらうことも含め、ある程度は話しておかなきゃね。

医療機関で働いたことがある人あるあるなのですが、上司が男性であっても、こういう話題にはまったく抵抗がないんですよ。

普通の病気と同じ感覚、同じ程度の説明はします。


上司の方がうろたえてるくらい苦笑。

お兄様だって婚歴はあるし、奥様・お嬢様がいるから、知識ゼロじゃないでしょうにねぇ笑?


まずは月末、MRI後の受診で大まかなスケジュールが決まる予定です。

GWの中日平日、お兄様からは、

「俺と旧課長は休むけど、休みなしでいいのかい?」

って聞かれてましたが、入院欠勤に温存確定です。