最近離婚された、芸能人ではない某ご夫婦。

(育った家庭のご家族が、芸能人なだけ)


お目立ちしたい素人嫁が芸能人気取りで(正直好きじゃないんです苦笑)、家庭内のあれこれを切り売りしていたことが不仲の原因なのかなぁと思ってたんです。

お子さん達が全員、旦那につきましたから。


小さい頃から、名前も顔も、生活全般野ざらしにされていましたが、大人になるにつれてそれがどんなことなのか理解し、不都合もたくさんあったんだろうなぁ。

自分の家はそれが当たり前と受け入れていたけれど、意思を持った時に反発したか。


ところが離婚した旦那が、これまた素人なのに元嫁と同じようにメディアへ出て、私生活暴露を発信し始める。親権の話も。

しかも元嫁は、元旦那の家にほぼ毎日出入り。


え、似た者夫婦?!別に離婚しなくてもよかったんじゃあ…。


こんな状態、子供嫌いの私ですら、子供達のメンタル心配になります。


過去ブログで書いたことあるような気がしますが、親が離婚を選択した時は、きちんとけじめをつけて、養育者となった側の親と子供だけで新しい生活をした方がいいんですって。

もちろん離れて暮らしていても、親子間に問題がないのであれば、たまの面会はあってもいいんです。


問題なのは、この某ご夫婦のように、ズルズルとした生活を続けること。


これ、学童保育の先生をしていた旧友から聞いたんです。

メンタルが安定しているのは、前者の家庭の子。

不安定でトラブル起こしがちなのは、後者の家庭の子だと。



もうひとり、今もたまに思い出す、気がかりな子がいます。


元友人の友人。意外なところで繋がるご縁があり、何度か一緒に遊んだことがありました。


束縛系モラハラ男と付き合い、別れたいと言いながら流されて妊娠してデキ婚。

でもやはり夫婦仲がうまくいかず、結婚生活を送っていた内地から、彼女の北海道の実家へ、子連れで逃げてきました。

でも離婚ではない、別居なんです。


「私は鬱病。具合が悪い。」と日中は布団に潜り込み、子供の世話は親任せ。

…のわりに、夜になれば繁華街へ繰り出し、地元の知人男性を呼び出しては(次の彼氏候補探し?)呑み歩く。

自称鬱病、通院治療もしない。

もちろん無職。

親は容認。

そんな日々を繰り返していると聞きました。


もう、夫婦としてやっていけないのであれば、きちんと離婚でいいのではと元友人を始めとする周りはアドバイスしたそうですが、聞く耳持たず。

彼女の実家は資産家でしたから、出戻り娘と孫くらい楽に養えますもん。


そんな中途半端な生活を続ける間に、お子さんはどんどん成長していきます。

幼稚園に入る年になっても、祖父母の家に閉じ込められたまま。

戻るのか戻らないのかがハッキリしないから、北海道の幼稚園に入れることもできなかったようでした。

離婚していないから、その後の入学案内だって住民登録のある、旦那さんが住む地域に届くでしょう。


子供がいなければ、お好きにどうぞで終われる話でしたが、お子さんどうしたかなぁ。

あのまま、学校にも行けない状況なんじゃないだろうか。

祖父母が私立の小学校にでも入れてあげてるといいけど。


育てられない、というより、最初から望んで授かってなく育てる気もないのなら、旦那さんに託すなり、施設に入れるなりの最低限責任は果たせよ~と、はたから見てて思ったわけです。



親がギスギスしているくらいなら、子供がいたって、私は離婚賛成です。

ただ、こんな風に親の好き放題だけで、変な形で子供の人生を振り回してほしくないなって。

どちらの夫婦もね。


歴代元彼元旦那から揃って、「お前に育児は無理。」って言われた私。

我慢も忍耐力もない、わがままで短気だから。

あなたの母親含む世間のお母さん全員、私なんかと比べたらさぞかし優れているんだ、へぇ~くらいにしか捉えてませんでしたが。


幸せな子供時代を過ごしていないし、持病のこともあるし(メンタルなんて特に遺伝強い。育児と再発は同時に抱えられない私のためにも、不安定な親を持つはめになる子供のためにもね)、子供が欲しいって気持ちは薄かったんです。

本格的な子供嫌いになったのは、結婚後。

だから、ある意味当たってはいますが。


中途半端なことしてる自称親より、子供に対してはよほど誠実に責任を持った、私なりの結論が今だって自負してますよ。


でもねぇ、無理って偉そうに言い放った全員、まともな親父、やれてんの?できてないでしょ?

そこはそっくりそのまま、同じ言葉をお返ししま~す笑。



子供は嫌いですが、例えば交通機関で隣に座ったママさんが抱っこしている乳児が、手を伸ばしてつかんでくるのはOKです。


飛行機で隣の子供が酔って吐いてても、それで親御さんにお詫びされても、「私も乗り物酔いがひどかったので、つらさ知ってます。お気になさらず。」で、なんなら応援してますもん。


集合住宅の廊下やエレベーターで鉢合わせたら、きちんと目を合わせて挨拶もします。

こういう、『大人』として扱ってもらえる体験って必要ですもんね。


乳母車・買い物荷物・子供を抱えて、階段やドアで困っているママさんがいれば、手助けします。


単にしつけのなってない子供が大嫌いなのがひとつ。これは、友人の子供であっても。


もうひとつは、365日24時間持続する愛情を、誰に対しても持てない自覚があるからでしょうね。

かわいい、幸せ、の裏に、仕事の100倍とも言われるストレス付きの育児、私には引き受けられません。