五稜郭と言えば、ほとんどの人が函館をイメージしますよね。ところが、もう1つあるのです、龍岡城五稜郭!
紅葉まつりの小諸城とセットで、いざ出陣!
場所は、この辺です。
(攻城日:2024年11月15日)
◆龍岡城(続日本100名城#129)
日本に1つしか無いものってたくさんありますが、2つしかないものは、意外と思いつかないです。
今回もカミさんと車で行きました
龍岡城に隣接した五稜郭であいの館に到着。
ここで、100城スタンプを押し、御城印を購入
山の上に、全体を見渡せる展望台があります。
徒歩と車の2通りの行き方がありますが、口コミによると、どちらもかなり険しい道
徒歩ならガチの山道を30分登る
車ならすれ違いできない未舗装の荒れた激細の山道を1.5km走る
であいの館でどちらが良いか尋ねたら、
雨上がりで落ち葉も滑るし、徒歩はお勧めしないと。
なら、車で行ってみよう!
山への入り口はココ。
右の坂道を車で登っていきます、正直、怯みました
この後、1.5kmの激細の砂利道を走ることになります。しかも、新体操のリボンのようなクネクネの道。
対向車が来たら待避所までバックでひたすら戻るしかないので、来ないことを祈るのみ
車は車高を下げてない普通のミニバンですが、
途中、轍が深い場所で何回かマフラーを擦りました。
幸いにも前から車が来ることはなかった
でも、聞いていた駐車場がよく分からない…
道も細くなり、これ以上進むのが怖くなって、であいの館に電話で確認したら、とても丁寧に教えてくれました
どうも、、、僕が行きすぎたようです。
おかげで結局バックで戻るハメに
細い道、急勾配、急カーブ、
濡れた落ち葉で滑るし、
枯れ葉が積もって道の境目がわからないし、
一瞬、スタック気味になったりして、
結構必死でした
ようやく戻ってきた、ココが、その駐車場。
駐車場というより、待避所だわ。
ちっさな看板があります。
拡大するとこんな感じ。
確かに、さっき、運転しながら見たんですよ。
てっきり、
「駐車場 この先100m」
と思い、通過してしまいました。
駐車場まで戻って車を停めてから、
看板よ〜く見ると、
看板下のガムテープにマジックで、
「この先、通行止め。車不可」
そんな大事なこと、でっかく書いてー(笑)
気を取り直して、歩いて5分ほどで、展望台に。
ちょっと、イメージより…アレでした
と、まあ、いろいろありましたが、
お待ちかねの五稜郭は、こちら…
ん?!
なんとなく、言いたいことは分かります…
クッキリ、ハッキリのを想像してたかたには、
僕の念を送ります…ほら、見えてきたでしょ
事前に聞いていたのですが、
桜や新緑の時期には縁に植えられた木々で
綺麗に浮き出て見えるそうです。
僕としては、上から全体が俯瞰できて大満足でした
そして、下りの山道…
あいかわらず、マフラー擦ったり、
垂れ下がってる木の枝にぶつかりながら、
でも対向車は無く無事に五稜郭まで戻ってこれました。
お堀の周りを歩いて見ました。
実は、このお城、未完成なんです。
建設中に大政奉還があり、お殿様がいらっしゃらなくなったとか。
なので、水堀があるのは、この水色のエリアだけ。
堀が出来ていないところは、道路の脇にすぐ石垣。
こちらは、普段は水が張ってある所を
部分的に水を抜いて補修か何かの真っ最中。
これはこれでレアですね。
ところで、、、
現在、の内側はどうなっていると思いますか?
当時は館があったようですが、今は、、、
田口小学校が、ありま……した。
2022年をもって閉校しており、
昇降口上の時計だけが、今も時を刻んでました。
であいの館のオバチャンが、
数年前まではランドセルを背負った子供達がいっぱい居たと、寂しげな目で教えてくれました。
「ありがとう田口小学校」の垂れ幕に、
真っ赤に色付いた紅葉もどこか寂しげな1枚。
いろんな事情があって、
いろんな策を練った結果の廃校なのでしょう。
いち観光客の僕がどうこう言うことではありませんが、
なんとか残せなかったのかなと、、、
強い気鬱を抱えたまま、であいの館のオバチャンにお礼を言って、龍岡城を後にしました。
それにしても、今回は過去イチ強敵なお城でした…
危なく討ち死にするところでした
次は、ここから車で30分の小諸城へ
うわぁ、車の周り泥や落ち葉だらけ…
帰ったら即洗車だゎ
つづく
ここまでの制覇数
日本100名城:13城
続日本100名城:11城
(2024.11.16作成)