※【別府旅行記③】の続きになります。
昼食のあとは再び路線バスで移動し、別府タワー へやって来ました。1957年(昭和32)に日本で3番目に建造されたタワーで、高さはちょうど100mになるそうです。
展望台へのチケットを購入しようとしたら、何と今年8月から改修工事のため休業中でした。至る所から湯煙が上がる別府の街の眺望を楽しみたかったのですが、こればかりは仕方ないですね。
とりあえず今回の別府の旅の目標である地獄めぐりととり天発祥の店を達成したので、気の向くままに街を歩きます。地方の商店街を歩くのは大好きです。
こちらは「山は富士 海は瀬戸内 湯は別府」を表したモニュメント。そういえば富士山は数えきれないくらい観てますが、5合目までしか行ったことがないので、いつか頂上まで登らねば…と思っております。
思ったよりも充実していた別府のアーケード。コロナ前や景気のいい頃には賑わっていただろうと想像できますね。
そして街中にも共同浴場がいくつかありました。24時間営業というところがさすがです。
…これは気になる(笑)
夕方まで街歩きを楽しんでから一旦旅館へ。一休みしてから再び外へ出掛けます。こちらは 竹瓦温泉 という共同浴場で、この建物は1938年(昭和13)に完成したもの。国の近代化産業遺産に登録されています。
この日の夜はこちらの ろばた仁 という、地元で人気の炉端焼きの居酒屋さんでいただきたいと思います。
17時45分頃に入店したのですが、この日は19時から予約で満席とのこと。なので19時までなら…ということで何とか席に案内してもらえました(苦笑) よかった♪
まずはもちろん生ビール。旅先で飲むビールはどうしてこんなに美味しいんでしょうか。
まずは大分名物の 関サバ と 関アジ のお造りから。ちなみにこの「関」というのは豊後水道の佐賀関のことで、関サバ・関アジは高級ブランドとして商標登録されているそうです。美味しかった!
1時間程度で撤収しなければいけないので(苦笑)、どんどん注文します。こちらは串焼きの盛り合わせ。
とり天も。お昼に食べたばかりですが、こういう郷土料理は色んなお店の味を食べ比べしたくなるもの。こちらのとり天もやはり柔らかめの衣で、とても美味しかったです。
こちらは「豊後牛の炭火焼き」。これももちろん美味い!
そして大分の郷土料理・だんご汁 もいただきました。その名前からてっきりだんごみたいなものをイメージしていたら、入っていたのはうどんを平たくしたような極太麺。けんちん汁を濃くしたみたいですごく好みの味でした。
限られた時間ではありましたが、それでも大分の郷土料理をたっぷりと楽しんで大満足。近くには英語表記の中華料理屋さんがありました。さすが国際都市!
そうそう、別府のアーケード街には居酒屋等の飲食店が割と多い印象でした。珍しいですよね。
こちらは 竹瓦小路 。現存する日本最古の木製アーケードになるそうで、昭和らしい趣がありました。
こちらは GENOVA さんという人気のアイスクリームの老舗。別府に店舗を構えて40年以上営業しているそうです。
「塩キャラメル」をいただきました。超濃厚でとても美味しかったです。
翌12月12日(月)、再びホテルで朝食を頂きます。前日に引き続き、とても健康的な食事でした。
朝食後に少しだけ散歩。こちらは前日も見た 竹瓦温泉 ですが、格式の高そうな外観がいいですね。
路地裏で猫を発見。コロコロ太っていて可愛らしい猫でした。
センスのいい外観の、こちらは居酒屋さんでしょうか。
散歩のあとに朝風呂に入ってから、2泊した旅館をチェックアウト。繁華街にあるため、街歩きするのにはすごく便利な立地でした。
湯は別府、堪能させていただきました。次回はもっとゆっくり訪れたいと思ってます。
歩いて別府駅へ。そういえば今回は電車には乗らずでしたね。
別府駅前にあるバス乗り場から、大分空港行きのバスへ乗り込みます。
約1時間で 大分空港 に到着。チェックインを済ませ、少しだけ時間があるので空港内のレストランで昼食をいただくことにしました。
大分名物のとり天と「りゅうきゅう」が付いた生ビールセットを頂きました。りゅうきゅう とは地元でとれた新鮮な魚を醤油、酒、みりん、ごま、しょうがでつくるタレと和えていただく、大分県の代表的な郷土料理。珍しい名前ですが、大分の漁師が沖縄(琉球)の漁師に作り方を教わったから…と言われているそうです(諸説あり)美味しかった!
こちらはまたまた大分名物の にら豚 。回鍋肉っぽい見た目ですが味付けは甘辛い醤油味で、これも美味しかったです。
大分空港は保安検査の入口にも温泉のオブジェが。これよく見たら「OITA」って書いてあるんですね!
12時20分発の伊丹空港行きの便で、所用の残る大阪へ向かいます。バイバイ大分県!
…ということで、2泊3日の別府への旅はこれで終了。初日は夜に到着し、3日目は朝に別府を離れたので実質的には1.5日分ほどしか滞在はできませんでしたが、個人的に最も遠ざかったいた大分県に行く機会ができたこと、地獄めぐりで記憶の上書きができたこと、そして美味しい郷土料理を堪能できたことで今回も満足度の高い旅となったのでした☆
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[2022・別府旅行記]
2022.12.10 【日本最大の温泉都市・別府へ。最高の豊後牛のステーキを味わう】
2022.12.11 【海地獄から始まる地獄めぐり。鬼山地獄までの4つの地獄を辿る】
2022.12.11 【白池地獄から血の池地獄・竜巻地獄へ。お昼はとり天発祥の店で】
2022.12.12 【関サバ・関アジ・だんご汁。大分の郷土料理を堪能する】