涼しい。
つか、寒い。
流石はシアトル。
昨日は最高気温が22度で、最低気温は15度だった。
車に乗っていても、陽が差していればエアコンが必要で、
影っていたら、ちょっと暖房をかけたい。
うーーーむ。
シアトルだわね。
今回のシアトル旅行?里帰り?の計画では、
引退を決める前の6月に航空券を買った。
それで滞在期間がわずか2週間なのだけれど、
本当に惜しいことをしたと思う。
3ヶ月などとは言わないが、3週間くらいはいたかった。
次回がいつになるかわからないが、
真剣に1、2ヶ月滞在の予定を考えたい。
人種国籍に関わらず、ここ数日で話した友人や同僚たちは
口を揃えて私に問う。
「で~、引退して何するの!?」
いや、だからね。まずちょっと休んでね。
「うんうん。それで?」
そこから先は決めてなくて。
「えええええ~?」
皆が皆、異口同音に言う。
「だって、何かやるでしょ?どんな会社?どんな仕事?」
いや、引退ってもう働かないから引退って言うんでしょ?
「クマ妻が働かないわけないでしょーーー!」
私って何なんだよ?
しかし、そんな中で、ルーマニア人の部下ふたりは
「いつかまたルーマニアに来てよ!観光でさ~」
と言ってくれて、「うちに泊まって!」とご招待を受けた。
素直に嬉しい。
確かに考えてみたら、私はヨーロッパ旅行はしたことがなく、
仕事で行ったトルコとルーマニア以外は、
飛行機の乗り換えのためにイギリスのロンドン郊外に
1泊したとか、ウイーン空港の前のホテルに1泊したとか、
その程度のことで、他にどこも行ったことがない。
ドイツにもスペインにもスイスにも、
友人達が複数名いるのに会いに行ったこともない。
もしかして引退生活って、そういうところに
行ったりするものなのではないだろうか?
と、今更、気付かされた。
予算の問題もあるが、学生の卒業旅行があるならば、
引退旅行ってどうなのね?
大体、今年は白クマと結婚して35年なのだ。
「ちょっとアナタ、一緒にヨーロッパ旅行とか行かない?
あなたも今、無職なんだから、イタリアとかで落ち合うってどうよ?
ランデブーってやつよ、ランデブー」
「そりゃ良いんだけど、まずこの猫達をなんとかしないとな」
あーまあそうだわね。
まだ子グマ兄弟に預けては行けないわね。
その辺をクリアしないと計画もできないのね。はあ。
面倒だからひとりで行くかあ?