まったく理由がわからないが、レコーダーに勝手に
土曜日に放送されたTBSの音楽の日というのが
全部録画されていた。
何時間分だよ・・・。
今年の番組にはV6もいなければ
ゴールデンボンバーも出ていない。
さだまさしも出ていないし中島みゆきも沢田研二も
出ていないというのに、なぜ録画されたのか?
謎だ。
しかし、せっかく録られていたのだからと、
めっちゃくちゃ早送りにしてざっと見てみた。
中居くん、老けたわねえ。
でも、想像していなかった良い老け方の顔だったわ。
(衣装がくそダサかったけど。デザイナー誰よ、あれ)
そして、ちょっと久しぶりに元気な
新しい学校のリーダーズが見られて楽しかった。
ヒロミ・ゴーは高須のかっちゃんの努力もあって
大変にお元気でがんばっていて偉いと思ったし、
なによりこのクソ暑い中、とんでもない数のダンサーを
従えてのパフォーマンスにスタッフの苦労が偲ばれた。
アリスのチャンピオンに至っては「谷村新司さんかあ~」と
ふつーーーに録画スピードを通常に戻して見始めて
「あ!亡くなってたんだわ!」とものすごく驚いた。
亡くなっていたこと自体を忘れていたわ。
そして冗談抜きでチャンピオンに涙した。
良い曲だなあ。
出演者の70%は名前も知らない方々で、
名前は記憶にあっても、当然、顔などわからず、
踊り狂う若者たちはこれからも一生、
顔など覚えることはないだろうと思いながら見ていた。
しかし、昨今、若者が感動しているらしいアーティストの
曲は私の心の琴線には触れるどころか
耳障りかつ目障りという二重苦以外の何ものでもなく、
「ああきっと私が若い頃に愛してやまなかったアーティストも
私の母からしてみたらこんな感じだったのだろうな」
などと考えてた。
アルフィーの星空のディスタンスでは高見沢さんの
70歳とは思えない我が道を行き(生き?)まくってる
お姿がもはや神々しくもあり、失笑した。
三浦大知さんの声はどんどん艶っぽくなっていて
必ずしもフルで踊りながらではなく歌って欲しいと思い、
私の友達のハマちゃんにそっくりなMISIAの歌う
みゆきの「時代」はそれなりに良かったけれど、
やっぱりみゆきのが聴きたいなあと思った。
あ、もしかしてこれがキーワードになって
8時間もの番組が録画されたのか!? <ありえる
「坂」な女子チームとは数が違うけれども、
若い男子がわらわらと並んで踊る、アルファベットだけれど
英語でもなんでもないグループ名の子たちには、
「坂」女子と同じ感慨しかなかった。
どーでもいーし。
わかんねーし。
判別できねーし。
ひとつだけわかったのは、こういった男子グループの
顔面偏差値が、韓国のグループに勝てないことだ。
まあ、日本人のメンバーの方が個性があるとも言えるが。
韓国人男子の、メイクもあるだろうし整形もあるだろうが、
およそ生身の人間とは思えぬ、3Dアニメかゲームキャラの
ような真っ白でつるんとした顔と大きなお目々と
まっすぐな鼻筋とぷるぷるの唇に軽い寒気を感じた。
きれいですよ。
はい。
とてもお綺麗です。
でも、人間としてどうなのよ?
また、ふと興味を覚えて再生モードを通常にして
ちゃんと最初からフルで視聴してみたミセスの曲には
失望感しかなかった。
ボーカルの兄ちゃんは顔はどうあれ、
歌は上手いと思ったけれど、そこに沢田の声の魅力や
キリショーの技量に近付くものは何もなかったし、
何より歌詞が謎だった。
今の若者はあの歌詞に感動するのか。
そりゃあ私とは意思の疎通ができないわけだ、と納得。
ケセラセラという歌詞の半分以上に
私は突っ込みまくってひとりで笑っていた。
ここまで共感できない部分が多い歌詞もめずらしい。
まあ、私も老害の一部に直進している証拠だろう。
音楽は素晴らしいものだけれど、
やはりそこには色々ある。
(注:意見には個人差があります。
コピーライト:生さだ)
<蛇足>
一昨日のブログで悩んでいた「おやつ」ですが、
結局、ドンキホーテに行き、こんなセレクションに
なりました。
まあ11人で1回分のおやつならこんなものではないでしょうか。