しろくまです。(・㉨・)
そんなこんなで、知り合ってから実に一年の月日を経て会うことになったKくん。
会う前日は例のノンケくんの休みが気になって仕方がなかったり、Kくんと初めて会う緊張とでなかなか眠れなかった↓
待ち合わせは、私の家の近所の直売場。
待ち合わせの時間は午前11時。
前回のお話↓
午前8時すぎくらいにKくんに、「気をつけて来てね」とLINEを送った。
午前9時すぎくらいにKくんから「本当すみません!10時30分には着いちゃいそうです!」と返信があった。
すでに出かける準備は出来ていたが、時間が早まった事が嬉しくもあるが更に緊張感を増していく。
Kくんは予告の時間通りに到着し、待ち合わせ場所で合流した。
Kくんの車に乗り込み、お互いまともに顔を見れないながらも、初めましての挨拶を交わした。
少し車を走らせて、近くの公園に移動し園内をくまなく2人で歩く。
緊張していたが、話が途切れることなく会話を楽しんだ。
歳が近いからなのか、話題に事欠くこと無くお互い話をした。
途中、近くにある神社でKくんは御朱印を貰いに授与所に並んだ。
Kくんは御朱印を小さい頃から集めているらしく、冊数は50~60冊ほどあるらしい。
ふと、御朱印を集めていた元彼の顔が浮かんだ。
私は御朱印を集めてはいなかったけれど、一緒に色々な所をまわったな。
元彼がここに来てくれた時、私の仕事が終わるまでの時間でここにきて、御朱印を貰ってきたと話してくれていたな。
思い出は上書きされないんだな。
私には今も昔も良い思い出。
でも、少し胸が苦しい。
今日がもっと暑ければ良かった。
木漏れ日が暑いけれど、風は少し冷たい。
多分、あの頃と一緒の時期だったんだ。
元彼にその先の何かを望んでいるわけではないけれど、Kくんにはその話はしない方が良いように思えて、少しだけ口を噤んだ。
10月の私の心は、何だか忙しい。
つづく。