しろくまです。|ᴥ•ʔ…
先週末、私の住む街まで来てくれたKくん。
会うのは今回が初めて。
前回のお話からの続きです↓
Kくんは私の一つ年下で、私の一回り以上大きな体をしている。
ヒグマなんじゃないかってくらいの迫力があった。
見た目の体躯はヒグマでも、凄く穏やかで優しい。
目は口ほどに物を言うというべきか、笑うとふにゃととても優しい顔になる。
彼とは一年前にゲイの出会い系アプリで私からメッセージを送った。
奥手の私はなかなか自分から連絡を取るのが苦手なのだが、優しそうな彼の見た目がとても気になってしまい、メッセージを送ってみたら返事を返してくれたのだ。
当時私は元カレと別れて半年程経っていて、Kくんは彼氏さんがいたのだが、2年ほど付き合って色々価値観の違いからか、別れるかどうかの瀬戸際にいた。
私は当時別れてから日が浅かったせいか、自分の別れをKくんに重ねて見ていて、自分が出来なくて後悔してしまったことや、少しでも気持ちがあるならそれを伝えてね、なんて偉そうな事を話していた。
そんな偉そうな私の助言にもならないだろう助言に、Kくんはとても丁寧に返信してくれた。
そこからたまに連絡しながら、いつか会ってご飯でも行こうねなんて話していた。
数カ月後、Kくんから彼氏さんと別れたと連絡をいただいた。
Kくんの話を聞きながら、私は勝手に今は誰とも会いたくないだろうな…なんて思っていたので、ただメッセージのやり取りだけして、会おうなんてことは言えなかった。
そこから半年以上お互い特に連絡することもなかったのだが、9月末に久々にKくんから連絡が来たのだ。
そちらに観光しに行くので、会いませんか?と。
それが先週の土日だった。
思いがけないKくんからのお誘いに、私は嬉しくもあり、ノンケの彼の事が脳裏をよぎったりして、心がそわそわしていた。
「恋愛はタイミングが大切」
さて、歯車はどう動いていくのでしょうかね。
つづく。